
「3月ヒラメは猫またぎ」
3月以降、産卵の終わったヒラメは身が痩せてしまい旨みが半減する。
猫さえも見向きもせずにまたいで通り過ぎてしまう、という意味で
昔からよく言われてきた諺だが、これは旧暦での話なのだろう。

タバコサイズに改めて肉厚さを実感する
この諺を鵜呑みにして3月のヒラメは美味しくない、と信じる人も少なくない。
旧暦3月12日は新暦4月25日にあたり、あと4、5日で5月。
ポカポカ陽気の皐月のヒラメだとしたら、わからない話ではない。

半身の厚さは親指サイズ!?
三寒四温の日々をくり返す新暦3月。
前日比±10℃という身体に悪い日並みも多いが、
あくまでも陸での話であり、一月遅れの海の中は、いまだ冬の海。
この季節のヒラメは「海の肥やし」と称される豊富なイワシを捕食し、
産卵に向けて身に脂をしっかりと蓄える。

1日寝かせたため飴色を消えてしまったが、甘みはさらに増大
肉厚の寒ビラメとなった“3月ヒラメ”は、
厳寒期の冷たい海水にさらされることでさらに身が引き締まる。
飴色の身から放たれるプリッとした弾力。
淡白な中にも上質の甘みを備えた奥深い味わい。
12・1月の最旬期にも負けない旨さを宿している。


肉厚ヒラメは内臓系も立派。肝、胃袋、真子、皮の食感の違いを楽しみながら、グビリ!
馴染みの板さんから教わった鮮魚の保存方法
ヒラメの場合、5枚に下ろしたサクをキッチンペーパーで包み、
皮目を下にしてザルに入れ冷蔵庫で90分ほど寝かせる。
身肉から最初に出るドリップ(汁)を取り除くため、ラップはかけない。
ペーパーを取り替え、再び冷蔵庫で2~3時間寝かる。
ラップで包まないのは、ドリップが蒸散せずに身に吸い戻されてしまうから。
その日使わないサクは、上記のあとにペーパーを取り除き、
水分をふき取ってラップで包んで冷蔵庫へ。
ペーパーで包むと水分が飛びすぎて表面が乾いてしまう。
もちろん、身の状態を見てペーパー使用もOK。
ひと手間かけることで、いちだんと旨みが増す。
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3月以降、産卵の終わったヒラメは身が痩せてしまい旨みが半減する。
猫さえも見向きもせずにまたいで通り過ぎてしまう、という意味で
昔からよく言われてきた諺だが、これは旧暦での話なのだろう。

タバコサイズに改めて肉厚さを実感する
この諺を鵜呑みにして3月のヒラメは美味しくない、と信じる人も少なくない。
旧暦3月12日は新暦4月25日にあたり、あと4、5日で5月。
ポカポカ陽気の皐月のヒラメだとしたら、わからない話ではない。

半身の厚さは親指サイズ!?
三寒四温の日々をくり返す新暦3月。
前日比±10℃という身体に悪い日並みも多いが、
あくまでも陸での話であり、一月遅れの海の中は、いまだ冬の海。
この季節のヒラメは「海の肥やし」と称される豊富なイワシを捕食し、
産卵に向けて身に脂をしっかりと蓄える。

1日寝かせたため飴色を消えてしまったが、甘みはさらに増大
肉厚の寒ビラメとなった“3月ヒラメ”は、
厳寒期の冷たい海水にさらされることでさらに身が引き締まる。
飴色の身から放たれるプリッとした弾力。
淡白な中にも上質の甘みを備えた奥深い味わい。
12・1月の最旬期にも負けない旨さを宿している。


肉厚ヒラメは内臓系も立派。肝、胃袋、真子、皮の食感の違いを楽しみながら、グビリ!
馴染みの板さんから教わった鮮魚の保存方法
ヒラメの場合、5枚に下ろしたサクをキッチンペーパーで包み、
皮目を下にしてザルに入れ冷蔵庫で90分ほど寝かせる。
身肉から最初に出るドリップ(汁)を取り除くため、ラップはかけない。
ペーパーを取り替え、再び冷蔵庫で2~3時間寝かる。
ラップで包まないのは、ドリップが蒸散せずに身に吸い戻されてしまうから。
その日使わないサクは、上記のあとにペーパーを取り除き、
水分をふき取ってラップで包んで冷蔵庫へ。
ペーパーで包むと水分が飛びすぎて表面が乾いてしまう。
もちろん、身の状態を見てペーパー使用もOK。
ひと手間かけることで、いちだんと旨みが増す。
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それにしても、この肉厚なこと!タバコの箱とも遜色ないですねぇ~。
淡白な味と、ほんのりした甘み、この間私も食したマコガレイに似ているようです♪
コメントありがとうございます。
この季節のヒラメはイワシをたんまり食べてますから
あんなに肉厚メタボになるんでしょうね。
江戸前マコの上品な味は、ヒラメとはまた違った旨さがありますね。
毎回お見事な文書表現、そして包丁捌きにリスペクトしちゃいます。
ちなみに先日マルイカ名人HIROさんと呑んだときも、この話題になりました(笑)
今回は特に肉厚さをアピールされていますが、ヒラメ、カレイは大きさより肉厚さですよね。
個人的には水温10℃切るくらいのヒラメが一番美味いと思っています。
10℃切った途端に食いが悪くなるけど、シーズン初めの数釣りとは違う楽しみがありますね。
コメントありがとうございます。
酒席で話がでるだけでも光栄です。
ありがとうございます。
この時期の3キロオーバーはさすがに厚さが違います。
渡りビラメはまだまだこれからですから、
大判を狙ってください。
次回は、解体ショーの全てが知りたいですね。どうかすると、内臓を滅多切りしてしまう事が多いので、この際、たかじまるさんの解説で正しい知識を身につけて置きたいと。
ところで・・・、胃袋の和え物はどんなレシピでしょうか?興味津津です。
コメントありがとうございます。
ヒラメの半身は当日行けなかったK君たちと宴会。
残りは2日間で刺身と昆布締めでパクリしました。
ヒラメ・カレイは腹側の皮が薄いんで、内臓を傷つけないよう、
逆さ包丁にして慎重に頭を切り離します。
キモ料理のレシピは、拙ブログのタイトル画像も掲載している
去年の↓の場所に紹介していますんで。
http://blog.goo.ne.jp/admin.php?fid=editentry&eid=5f8dc1da676863f647ecf8359478ccbc
一つテンヤのイメトレは順調ですか?
ヒラメの肝は臭みが無くて、湯通しせずに薄切りの刺身で食ってもうまいですよね!
コメントありがとうございます。
モノサシで比べてみると改めて厚みを感じますね。
キモは、ほんとエライです!