あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

謁見所

2010-01-10 16:47:39 | 日記
建物内には、さまざまな場所がありますが、画像にアップさせていただいた 場所は、 「 謁見所 」 です。

天皇陛下が お座りにあそばされる 「 玉座用の肘掛椅子 」 が置かれていて、遠くの方にあるので、よく判りませんが、この場所には、監視カメラがしっかり見守っていました。

この 沼津御用邸記念公園の案内リーフレットにも、表紙に使われている 素晴らしい椅子です。 とにかく、評価するなんで、もったいない見事な玉座 です。

この隣には、 御食堂があり・・そこの椅子も、シャンデリアも・・・すごい!・・・ です。

この建物・・・窓のガラス板も、工芸品ですね・・・

幼子 の 衣装

2010-01-10 16:32:48 | 日記
この衣装も、見事な衣装でしたけど、・・・ 幼い子供が、こんな衣装着てたら、思いっきり遊べないじゃん・・ って思ったりもしましたけど・・・ 遊び方が、高貴な方は違うのかな・・・  時別な時に召される衣装なのかもしれませんけど・・ いずれにしても、素晴らしい衣装でした・・・

展示されているような衣装を着た方々が、御用邸の広大な お庭を散策されているようす・・・ 源氏物語・・・ 光源氏 の世界でしょうか・・・

日本には、こうした、優雅な世界があったんですね・・・・ 忘れてはいけない心に 留めておかなければいけない、優雅な世界かもしれません・・・

邸内では 皇族の方の それぞれの花模様の入った、ハンカチとか、小物、ここでしか購入できない お菓子なども、売店で販売していました・・・

「 へ~・・ こうやって、レースをあしらうと、優雅だなあ~・・ 」 「 こういう様に、布とオーガンジを組み合わせるのか・・ 」 等々・・・ 思わず、いつもの癖で、どうやって出来てるんだろ・・って 見ちゃいました・・・・ 質素ながら、優雅な作品ばかりでした・・・・ 今後の、テーマに加えようかと思いました・・・

タティングも 優雅な世界 が本来の姿なのですから・・・・ 私には、まだまだ、道、遠く・・・です。

すこし、優雅さを身につけなきゃ・・・ なかなか、難しいですけど・・・ 優雅な腹筋は、付いてるんですけどねェ~・・・・

子供 の 衣装

2010-01-10 16:17:02 | 日記
まるで、書物の中のような衣装が、目の前にあるというのは、本当に、「 事実 」 を目の当たりにするようで、不思議な気分になります。

この画像のような衣装を着た子供が、後ろを振り返ったら、御用邸の庭園の中で遊んでいるような、・・・ 

宮中では、このような衣装の高貴な身分の方々が、お過ごしなさって居られたんだという事が、衣装を拝見する前に、建物内を見学したからこそ、感じるのかもしれません。

皇族の方々がお食事をされる間、 謁見の間、お寛ぎあそばされる、御座所、・・・ ちょっと、失礼な言い方かもしれませんが、建物の中の浴室 ( 浴室と言っても、浴び湯というそうで、板の間に水が流れる切り込みの入った場所があるだけですけど ) や、トイレ ( 古い板で出来ている、着物を引っかける部分が付いている昔のものです ) や、玉突き場 ( 娯楽室 ) 、家来が、食事の用意をしたり、控えている場所、物置部屋など、生活の場所を見学したあとなので、余計に、こうした、特別な衣装が、身近に感じられるのかもしれません・・・

神楽舞とかで、見かける衣装も、この衣装のようになっているのかもしれませんけど・・・日本の衣装もいろいろ調べてみると面白いかもしれません・・・

子供の衣装と言えども、色使いは、本当に見事といいますか・・・この 紫 まさに、高貴な色ですよね・・・・ かなり身分の高い方の衣装・・・皇族の方より、身分の高い、高貴な方は居ない訳ですが・・・

じっと観ていても、全然違和感を感じないのは・・・・不思議です・・・

十二一重

2010-01-10 15:53:45 | 日記
成人式で街中でも、和服姿のお嬢様達が目立ちますが、( 男性の場合は、ほとんど、スーツですよね・・・たまに、紋付き袴の男性が居ると、綺麗に着こなしている男はあまり見かけず、七五三の方が、可愛いという位、ビックリする奴がいたりします・・・紋が、真っ赤な薔薇だったり、袴が、金ピカで、金髪に赤い紐を結んで垂らしていたり・・・・呆れる奴もいたりして・・・ )

そんな中、沼津御用邸で、十二一重の特別展示をやっているというニュースが、テレビで放映されましたので、早速、観に行ってきました。

御用邸の西附属邸の中に展示されていて、古いながらも格式のある建物内を見学しながら、観てきました。

こうした、御用邸の中で拝見すると、すぐそこの角から、この姿で女性が現れるような、雅な雰囲気に包まれていて、平安時代の衣装が、まさに息づいている感じで、気持ち良く観る事が出来ました。 博物館や、催事場で観るのとは、一味もふた味も違う感じ・・おわかり頂けるでしょうか・・・

天皇陛下や、ご皇族の方々が、過ごして居られるような・・・ 決して、豪華絢爛な建築物ではありませんが、日本というのは、こうした質素ながらも、伝統と格式の中で息づいているんだなあと、心落ち着くひと時でした。

もちろん、傍によって、観る事も、触る事も出来ませんが、生地に織り込まれた素晴らしい織や、独特の色使い、朱というのでしょうか、茜色と言うのでしょうか、若草色の衣装に重なられた色使い・・・ 外国のドレスでは、こうした微妙な色使いはしないんでしょうね・・・・

紅白歌合戦でも、小林幸子さんが、着替えて、着物ドレスのような物を着ていましたが、あのような煌びやかな、帯をまとったような衣装ではなく、奥の深い、なんと言うのでしょうか・・・ 「 雅 ( みやび ) 」 という衣装は、素晴らしいと思いました。 写真では現わしきれない微妙な美しさ・・・

雛人形の衣装では無く、こうした等身大の衣装を目の当たりにする事は、とてもいい経験でした。

他にも、子供の衣装が展示されていましたので、後で、アップして観ようかと、思います。