あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

パーチメントクラフト

2010-01-25 21:55:27 | 日記
今日、たまたま、訪問したお宅で、初めての物を見つけました。

「 パーチメントクラフト 」 と言うものだそうで、画像にアップした作品は、いくつかある作品のなかで、立体的に作ってある作品だという事です。


厚手のトレーシングペーパのような物に、エンボス ( 浮き彫り ) 加工をして、作る作品で、一見、レース編みのようにもみえました。

いろいろ色を付ける事も形を変える事も可能で、そういう意味では、いろいろ楽しめるものかもしれません・・・・


個人的には、日本の 「 切り絵 」 のような印象を受けましたけど、紙を切るのと、厚手の紙を エンボスするのと、ジャンル的には同じ方面なのかもしれません・・・


綺麗なものですけど、私的には、 ( やってみようかなあ~ ) って思うような対象ではありませんでした・・・・ 

良いとか、悪いとかと言うのではなく、・・・ はじめに形ありき素材を、加工して、作品をつくっていくタイプのものよりも、やはり、一本の糸を操って、結びあげて作品を作っていく方が、私の性格には、あっているように思います。

ま、個人差の違いと言う事でしょうか・・・・


人それぞれ、顔が違う様に、好みも、行動も違う訳で、どれが正しいという区別する物じゃないって事ですよね・・・・


この、作者の方、・・・ 実は、私の叔母なんですけどね・・・・ 

ピアノ教室の先生をしながら、病院や施設に収容されている高齢者の方、( 植物状態の方を含めて・・ ) の慰問もしていて、高齢者のベッドのそばで、音楽を演奏したり、歌を歌ったりする活動もされているんですよね・・・ こういう手芸をしているとは、全然知りませんでした・・・  叔母も、私が、タティングしてる事は知りませんでしたけどね・・・


高齢者の方々も、増えている中で、ひとり寂しく、最後の時を迎えざるをえない方々も多いようで、少しでも、そうした方々に、自分の出来る事 ( 叔母の場合は、音楽を聞いて頂くという事のようです ) をして差し上げたい・・と言う事のようです。
植物状態で、身動き一つされない方のそばでも演奏するようで、 ( 命ある以上、届くはず・・・ )  という思いがあるようです・・・


そうなんですよね・・・・ 高齢者に限らず、命ある以上、伝える事はできるんですよね・・・ どんな事でも、・・・・ 音楽でも、言葉でも、愛情でも・・・ 焦らず、おごる事無く、ひたむきに伝える事が、大切・・・・

作った作品から、 「 心を伝える事 」 が出来たら、素晴らしいですよね・・・

そんな作者になれるように、頑張らなくっちゃ!