たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

再び、石巻市役所へ

2016-05-19 06:12:50 | 視察報告

昨日より会派視察にて宮城県の石巻市を訪れています。今回石巻市役所を訪問させて頂いた目的は『災害時の議会対応』と『仮設住宅のコミュニティ支援』。

石巻市役所には毎日の様に視察依頼がある様ですが、私たち3名の為にも5名の方がご対応頂き、貴重なお話を伺うことが出来ました。

 

特にこの中でも印象に残ったのが、仮設住宅のコミュニティ構築の為には、何にもかもやってあげていい、ということはなく、「自分たちでやる」という風に、手を引くことが重要、とのことでした。

 

何でも手を出して、やってあげることで、自立出来ないコミュニティにしてしまうことこそが不幸、ということですね。

また、石巻市ではご5年前の災害を機に『石巻市議会災害対策会議設置要綱』(平成25年10月28日議長決裁)という、災害時の議会のあり方を定め、行政への個別依頼や個別確認などをしない様に定めています。

 

ボランティアで訪れてから5年が経ち、町並みは通常の生活を取り戻した様にみえますが海岸沿いは未だ未だ工事が行われていました。

 

少し中途半端、また小さな文字の報告となりましたが、出先の為、ご容赦ください。


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安芸の小京都竹原市へ

2016-02-09 21:49:55 | 視察報告

 昨日に続き会派視察にて広島県に滞在。本日(2月9日)は竹原市にて『伝統的建造物群保存地区』について視察をさせて頂きました。

さて、この竹原市、皆さんどの辺りにあるかご存知でしょうか?瀬戸内に面し、呉市と三原市に挟まれたて存在するのですが、この街は「安芸の小京都」と呼ばれるだけあって本当に風情のある街並みが残っていました。

その歴史は、江戸時代に塩田で財をなした豪商達に遡(さかのぼ)るのですが、その豪商達もやがて塩田をやめ、その土地(塩田)が宅地として開発された為、現在までそのご子孫(や他の方)が住んだ状態で、豪商の邸宅がそのまま残り、昭和57年に国から「伝統的建造物群保存地区」に指定されたことが最大の契機となり、今日まで現在の風情を残した街並みとなっています。

[ボランティアガイドさんのお話しに聞き入る我が会派のメンバー達。余談ですが、私のこのコート姿が、何処かの国の独裁者に似ていると家族がコメント。写真で見ると確かに、、、。]

最初に1時間少々は市役所内で、この街並み保存に関する市としての取組についてご説明を伺い、その後現地にてボランティアガイドさんにご説明、ご案内を頂きました。

この様な場所に行った時には絶対にボランティアガイドさんにご説明を伺うべきですね。1時間少々の時間でしたが、保存地区の建物、歴史、地域の取組方等凄く様々なお話しを聞かせて頂きました。

こういった手配をして下さったのは竹原市役所の職員の方々で、案内中も同行頂いた上、様々な質問のお応え頂き、最後は竹原駅までお送り頂く等、本当に有難とうございました。

後方に見えるアーチ型の屋根の建造物、非常に珍しいですよね。この街にはこれ以外にも沢山の見る所がありました。

 さて、今回の視察の目的は歴史建造物を活用した観光に関し、高砂市に活かせるものがあるか否か。現実にはそこに存在する資源に余りにも差があり過ぎますが、中には「伝統的建造物以外の建築物等を歴史的な街並みと調和する外観へ変更する行為」に相当する”修景”という形で街並みに合わせていったものもあるようで、この手法が高砂市に活用できれば少しは風情ある街並みを復元できる可能性はある様に思いました。

 政務活動費を使っての会派視察、ここで得た知見から少しでも高砂市の目指す「市民が誇れる生活文化都市」に反映出来る様、日々自問していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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呉市役所(広島)へ

2016-02-09 06:40:50 | 視察報告

おはようございます。昨日から会派視察にて広島県に来ています。

初日の目的場所は、呉市役所の新庁舎。

(後方が昨日全館オープンした新庁舎ですが、市民ホールも併設されていて、巨大な建物といった感じです)

新しい市役所の中(1枚上の写真)。もう1枚は9階の食堂から見た呉市の山の手。随分高い所まで家が建ち並んでいますね。

会派視察は島津明香議員と石ざき徹議員と私の3人です。築60年になろうとする高砂庁舎はいつ、何処に新しく建てることになるかわかりませんが、呉市役所の場合は、従来の庁舎と同じ敷地内に公園があり、そこに建てることが出来た様です。

本日は同じ広島県内の竹原市です街並み保存地区があり、そこを拝見にお伺いさせて頂きます。

出先からですので、本日のブログはここまでにさせて頂きます。

 

 

 

 

 


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反問権は当然必要と考えます

2016-01-29 06:32:47 | 視察報告

 1月28日(木)、昨日は前日に続き三重県内での行政視察。前日が四日市市、昨日は松阪市でした。議会運営委員会のメンバーでの視察。テーマは議会運営における「反問権」や「議長・副議長立候補制」。

 昨日は、元議長の田中力議員によりパワーポイントを使ってご説明を頂きました。「丁寧で分かりやすく、本音トークでのご説明ありがとうございました」

運営方法に関しては、前日の四日市市と同様「反問権(行政側が議員に質問したり反論したり出来る権利)」や「議長・副議長立候補制」を活用していました。

「このことで何が変わりましたか?」の私の質問に「反問権で行政から議員が反論されても応えられる様に、議員側が更に勉強する様になった」とのご返事。

議員になってからずーっと違和感を覚えている議員と行政の対等でないと思える条件での議会質疑のルール。

即ち議員が一方的に問い質す議会の仕組みに”いじめ”ではないのか?と思える場面が頻繁にあるだけに、反問権は質の高い議会運営の為にも必要であると思います。

 四日市市、松阪市の両市を視察させて頂き「メリットはあってもデメリットはない」との内容であり、導入されている「反問権」、「議長副議長立候補制」は何の問題もなく必要と感じています。

 余談ですが、松阪市は私が昨年来偉人伝を読んでみたいと思っている古典学者本居宣長(←ここをクリック)氏の生誕地。帰路の電車までに少し時間があったので松阪城址内にあった本居宣長記念館の前迄行ってきました(入館は時間がなく断念)。

 日本には本当に色々と良い所がありますね。ゆっくりと歩いてみたい街、松阪でした。

 

 

 

 

 

 


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大津にて研修に参加中

2015-11-20 06:53:03 | 視察報告

 おはようござます。昨日(11月18日木曜日)より一泊二日で滋賀県大津市にある全国市町村国際文化研究所(下の写真)に来て研修を受けています。

 [JR湖西線唐崎駅から見た研修会場] プログラムは下記の通り。

全国(北海道~鹿児島県)から地方議員約130名が参加しています。

講義を聞き自分の能力を高め活動に活かすことが研修の一番の目的ではありますが、その他にも夕食時に行われる懇親会で他の議員と意見交換、交流をもつことも大切な目的の一つです。(実際過去にここで知り合った議員と今も交流があります)

昨日の研修では、現役仙台市長様からのお話を伺い、政令指定都市ということで規模が違うとはいうものの、全国のどの自治体も同じような課題(人口減、施設の老朽化等)を抱え、取り組んでいることを実感させられ、一方明治大学名誉教授様からのお話では、議員活動を客観的に見たお話を聞け、非常に有意義でありました。

 本日の午前中も講演を聞きます。政務活動費約1万円(交通費含む)を使っての研修参加、後に活かさなければんりません。

さあ、今日も1日頑張って、楽しくいきましょう。

 

 

 

 

 

 

 


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