3月8日(水)、高砂市議会では本日も午前10時から3月定例議会本会議。
前日の内に令和5年度一般会計(当初予算)の説明が済まされており、開会とともに質疑がスタートしました。
当初予算と言うことで非常に多くの質問が議員各位から事前通告と言う形で提出されており、本日は人件費、議会費の後の総務費の途中で終了しました。
そんな中、私が質問したのが「スポーツ推進計画策定業務」関連。
これは高砂市民のスポーツ推進に関する基本的な考え方を示すもので、私がここで問うたのは、小学生以下(即ち中学生前)の子どもたちのスポーツに対する高砂市としてのスタンス。
何故小学生以下(中学生前)かと言えば、中学生は既に部活動の地域移行を踏まえて、教員の働き方改革に引っ張られる様に、ガイドラインが示され、非常に具体的にスポーツのやり過ぎに対し制限を加えています。(⬆️是非ご覧ください)
例えば、平日は2時間以内、土日ではどちらかで3時間以内、これが現在では既にしっかりと遵守されています。
その理由はスポーツのやり過ぎ防止と多感なこの年代に様々な経験を積むことの重要性を考えてのこと。
しかし小学生以下にはこれがありません。(私はその様に捉えています)
その結果、地域のスポーツ団体は土日とも朝から晩まで一つのスポーツに明け暮れることがあり得、燃え尽き症候群や怪我の可能性を高めることになり、未来ある子どもの可能性を摘み取ってしまうことが懸念されます。
質問では、「昔は練習では水は飲んではいけない。野球で投手は肩を冷やしてはいけないが常識だったが、今そんなことを言えば何時代の話と言われる」と語り、時代変化で正しい知見が得られており、それらをこの「スポーツ推進計画に反映し、高砂市としてもガイドラインを作成すべき」と求めました。
答弁では「ガイドラインを作成する」とまでの回答は得られませんでしたが、私が事前にお伝えした「スポーツ医・科学の観点からのジュニア期におけるスポーツ活動時間について(文献研究)」(☜こちらも是非ご覧ください)にも言及され、しっかりと考えていくことが示されました。下は上の資料の抜粋。
そこに書かれているのは上の通り「一週間の練習時間と年齢✖️1時間の怪我の可能性」
と言いながら、言いたいことがしっかりと言い切れたかと言うとそうではないので、スッキリしていません。(明日再び、同項目で質問するかを思案中です)
終日、座りっぱなしで運動不足。その為、昼休みに市役所周辺を2周歩いたのですが、その時に撮影したのが⬇️。レンタル電気自動車とその充電設備、技術の進歩、時代の変化を感じます。
そう言えば、今朝通勤途上に高砂総合運動公園入口で撮影したのが⬇️。
拡大版⬇️中央には水色で「プール建設予定」と示されているのですが、これが以前に示された正式な計画である為、30数年前のことだからと勝手に取り消す訳にはいかないらしいのです。
色々なことに時代の移り変わりを感じますが、最適解を見つけてそれを世の中に反映させていきたいものですね。
では、明日も“明るく元気に積極的に“いきましょう!(with smile)