11月13日(水)、午前10時から決算特別委員会が開催され、消防本部と上下水道部の審査を行いました。
消防本部では、私より「前年までの決算審査で指摘されていた備品類の計画的更新を着実に行うこと」を改めて指摘した他、市民や企業が支払う確認審査手数料のキャッシュレス化の取組内容の確認等を行いました。
このキャッシュレス化、消防本部では企業の新設タンク等の確認審査手数料をとって行うのですが、それなりの規模になると50万円を超えることも多々ある中、キャッシュレス化前は企業内で現金を出金し、消防本部にその現金を持参し、受領した消防本部がその現金を市役所内に持参して入金する手続きをしていました。
このことを数年前から改善しようと取り組んできていましたが、その過程で知ったのが、全国の多くの自治体で同様のことが行われており、大規模なタンクでは数百万円も持参する仕組みがその当時も続いていたことで、非常に驚きました。
このことを例に、やはり行政側と市民・企業側という立場の違いで見えているものが違う、ニーズが違うということを改めて認識し、こちら側から求める物をしっかりと伝え、相手の事情も考慮して目指すべき仕組み変更の実現に向け、双方の事情を判ろうとし易い議員の立場として動くことの重要性を痛感しました。
そして上下水道部で話題になったのが、水道管の耐震化工事実施率の低さ。未だ4%台に止まっており、令和12年度までには実施率を何とか15%台へもって行くという目標を立てています。
そう言えば、今朝自転車で議会へ向かう途中、高砂市勤労者体育センターが予定通り取り壊されている様子(👇)を見ました。
技術は進歩し、物は古くなる。これは世の常ですので、それらに合わせた対応が必要なのは間違いありません。
この観点に立った時、技術の進歩を如何に早く行政サービスに反映していくか、更には古くなった物を壊すか・有効利用するか等どれだけ最適サービスに再構築していくかも自治体の魅力の内の一つだと思います。
では明日も“明るく元気に積極的に“いきましょう!(with smile)