10月30日(金)、10時~高砂市議会では臨時議会が開催されました。
議案は現在通行止めになっている「谷川橋の工事について」ですが、最終的には来年5月末工事完成、6月より通行可能となります。工事費用は約151百万円。
その後、午後から行われたのが全員協議会。ここでのテーマ(&概要)は以下の2つ。
①教育センター周辺施設整備基本計画(案)について
高砂市所有の土地と曽根天満宮の敷地の一部を借用(年間賃料19百万円)して運営している高砂市教育センターと図書館が移転することを受け、この地をどうするか?の現段階の行政の計画(案)を確認。この計画(案)は曽根天満宮との借地契約終了に向けての素案(公民館と消防団車庫を移転させ公民館の中には子育て支援施設を設けるという超概算で10億円の計画)となるもので議決を経ている訳ではないので確定はしていませんが既に新聞報道がされ市民の期待が先行することが懸念されます。
私がこのテーマで意見したのは「平成28年度末完成を目指し公共施設等総合管理計画が策定されようとしており、ここでは間違いなく施設の床面積を減らす方針が明確になる。そのタイミングでこれだけのものを移転し新築するのであれば、持続可能な行政運営の為に、行政の仕事としてしんどいはずの”減らす施設”も併せて示した方が理解を得やすいのではないか?」ということ。
曽根公民館や消防分団は移転するだけなので減らすことにはならないが、その周辺の公民館を減らしたりは出来ないものか?こういった時に一気にやっていかないと出来ないのではないか、と懸念しています。
②鹿島川・松村川河口の高潮対策の防潮水門とポンプ場設置(案)について
今年度当初予算で示された場所(A案・B案・C案)はいずれも実現が難しく、新たにD案が示された。(下の写真の赤い部分。C案はそのまだ北側ですので、図にはありません)
赤い部分に、川を堰き止める水門を造り、その西部分に上流から流れてきた水を吸い上げて下流に流すポンプ場を設置するというもの。総額61.5億円。稼働は平成33年頃。
今回は全員協議会で情報の共有を行いましが、議決をした訳ではないので、事業が決定しているということではありません。
では良い週末を!