ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「ミシシッピー・バーニング」

2009-05-18 22:07:32 | Weblog
                      「ミシシッピー・バーニング」 

1964年、アメリカ全土に公民権運動が吹き荒れる中、ミシシッピー州ジュサップの街でで黒人とユダヤ人、アングロサクソン系の白人、三人の公民権活動家が行方不明になる事件が発生。
FBIはこの事件の捜査に、元郡保安官で叩き上げのアンダーソン(ジーン・ハックマン)と、ハーバード出のエリートであるウォード(ウィレム・デフォー)を派遣した。

街は異様な雰囲気に包まれていた・・。黒人に話を聞こうと思うが、みな口を閉ざすのである。
明らかに、犯人からの報復を恐れているのだ。

少しでも彼らに協力した黒人たちは、何者かに家を焼かれたり、リンチに遭った。
そして再び口を堅く閉ざしてしまうのであった・・。

苛立つウォードであった。
それに対しアンダーソンは、保安官スタッキー(ゲイラード・サーティーン)とその助手ペル(ブラッド・タリフ)の仲間たちが事件に関わっているという確信を抱き、ペルのいない時に、ペルの妻(フランセス・マクドーマンド)を訪ねる。

アンダーソンの読み通り、彼女は何か重要な事実を知っていて、心ならずも秘密にしているようだった・・。


この作品が事実に基づいているのだから、驚きと同時に恐怖と怒りを感ぜずにはいられない。
ストーリーの後半でも「息子がFBIに協力した」というだけで、父親が木に吊るし首にされてしまう・・。

ペルの妻がアンダーソンの前で泣き崩れながら、「小さい頃、人種差別は聖書の中に書いてあるって教わったの・・」
何と言えばいいのか・・・言葉を失った。

実際に起きた、このようないわゆるアメリカの醜い一面を、商業映画というベースの中で描いている、そのこと自体が驚きと、監督アラン・パーカーの執念を感じずにはいられない。

監督 アラン・パーカー
出演 ジーン・ハックマン
   ウィレム・デフォー
   フランセス・マクドーマンド(この作品の演技でアカデミー助演女優賞を獲得)

#連続テレビ小説「つばさ」第37~42回「もうひとつの家族」

2009-05-18 18:44:48 | Weblog
                             「つばさ」

つばさは短大を卒業した。

その日、ラジオぽてとでは開局特番のリハーサルが行われた。・・・が。

台本通りに番組を進行せずにギャグを入れる二郎やつばさたちを、真瀬はどなりつけていた。メンバーの雰囲気は最悪になってしまった・・。

そしてその夜、つばさは千代に、「ラジオの仕事は辞めて女将修行をやってもらいます」と言われてしまった・・。

悩むつばさであった・・。と、久しぶりに翔太と電話で話していた時、「バラバラなチームをまとめるのには、メンバー一人ひとりにぶつかってみるしかない」。
翔太の言葉に励まされるつばさであった。

翔太のアドバイス通り、二郎、伸子、浪岡に一人ずつ話を聴いたつばさであったが、なかなか解決への糸口は見えない・・。

そんなつばさの足はいつのまにか「こえど」の前に・・。
ビールですっかり酔っ払ったつばさに、麻子(井上和香)は、「世の中には自分の居場所を見つけるのが下手な人もいる」とアドバイスを・・。

そしてつばさは真瀬に直訴した。「ラジオぽてとのメンバー全員がパーソナリティをやるべきです。みんな、ここしか居場所のない人たちなんです」。

真瀬は納得し、いよいよ開局特番が始まった・・・!


やっとストーリーが「ラジオぽてと」に集中してきましたな(^^♪。

つばさちゃん八面六臂の活躍です!多部さんは本当に表情が豊かですなぁ・・。

浪岡が「人生を変えたレコード」と言って持っているのは、キング・クリムゾンの
「クリムゾン・キングの宮殿」ではあーりませんか!
よく見たら、タイトルは変えてありましたが・・。

この調子で、ストーリーのフォーカスが絞られてくると面白くなると思います!