ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「NINE」

2010-03-22 04:21:39 | Weblog
                                     「NINE」
ユナイテッドシネマ豊島園にて。
監督・ロブ・マーシャル

フェデリコ・フェリーニ自らが監督した自伝的映画「81/2」の、ブロードウェイ・ミュージカル版を、「シカゴ」のロブ・マーシャルがミュージカル・ムービーに仕上げましたな。

舞台はイタリアでございます。
スランプに陥った巨匠映画監督と彼を取り巻く女性たちの物語を、絢爛豪華なキャスティングで魅せてくれます!

グイド監督役は、名優ダニエル・デイ=ルイス

彼を取り巻く女性たちを、ペネロペ・クルス、マリオン・コティヤール、ニコール・キッドマン、ジュディ・デンチ、ソフィア・ローレン、ケイト・ハドソン、、そしてファーギー、という夢のような女優さんたちの競演で魅せてくれました!

あらすじはいろいろな所で書かれているようなので、割愛いたしますが・・。

なにせミュージカルの場面が超ゴージャスでございました!
ストーリーの随所随所にセットでの歌とダンスのシーンがあるのですが、
この女優さんたちのフェロモンに、わたくし完全ノック・アウト状態でした・・!
ジ、ジュディ・デンチ??いやいやジュディも素敵でしたですよ~。

中でも私が一番素敵だと感じたのは、娼婦サラギーナ役のファーギーの歌でした・・!

「Be Italian !」イタリアの男たれ!
この映画で一番インパクトのある歌と踊り、そしてエピソードでした。

ファーギーの歌唱力、表現力はハンパではありませんでした
彼女の登場するエピソードで、少年時代のグイドが彼女にお金をあげて・・・というシーンがあるのですが、観ていてとても切ないというか・・グイドの笑顔がたまらなくやるせなかったです・・。

グイド監督の妻・ルイザを演じたマリオン・コティヤールはショートカットが似合いますね(^^♪。

パブリック・エネミーズ」の時より本作の方が私的には素敵だと思うなぁ・・。
というかとても好みです!失礼いたしましたm(__)m。

こんな素敵な奥さんがいるのに、グイド監督は欲張りですねぇ。

やがてグイドはスランプから抜け出し、新作へ情熱をたぎらせるのですが・・。
ここのプロセスがよく解らんかったですな。
あれっ??いつのまにスランプ抜けたんかな~??ちゅう感じでした・・。私だけか・・?

「Be Italian ! 明日など考えずに今日を生きろ!」
あの歌がこの映画の魅力を決定づけていると言っても過言ではないでしょう。
もう1回、観たいです~(^^♪!



ひきばっち的満足度★★★★