ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「シャッターアイランド」

2010-03-28 15:02:21 | Weblog
                            「シャッターアイランド」
中野サンプラザにて、試写会。
監督・マーティン・スコセッシ

今回は<超>日本語吹き替え版(何が<超>なのかよく解りませんが)の試写でした。

いや~、謎が謎を呼ぶサスペンス・ミステリーだけに、ネタバレ厳禁ですな。
あらすじは必要最小限だけにとどめます・・。

1954年9月。
連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)と新しい相棒のチャック(マーク・ラファロ)は、ある島へ向かっていた・・。

その島は人呼んで“シャッター・アイランド”
島には、精神を患った犯罪者だけを収監した「アッシュクリフ病院」がある。

その厳重な警備の病院の独房から、レイチェル・ソランド(エミリー・モーティマー)という女性患者が忽然と姿を消した・・!

テディたちはその捜査にこの島へやって来たのだ・・。

とまあ、こんな感じのオープニングでございます。

絶海の孤島というシチュエーションと、1950年代という時代背景が、えもいわれぬおどろおどろしさを出していますな。
何か、横溝正史の「獄門島」(古いなオレも)を彷彿とさせる映像であります。

ストーリーはこの後、姿を消したレイチェルを追ってテディとチャックが島を捜索するうちに、「あれ??」となってゆきます(なんじゃそのいいかげんなレビューは(T_T))。

これ以上内容については書けませんな。観てのお楽しみっちゅうことで。

脚本が非常にしっかりしているので、観ているほうもストーリーに引き付けられっぱなしでした。ところどころで、「あれ・・?」と思うシーンが、意味を持っていたり・・。

音楽も、不協和音を使ったようなゾワゾワしたもので、とてもストーリーの不気味さというか不可解さを盛り上げるのに一役買っていました

レオナルド・ディカプリオは私的には、「ワールド・オブ・ライズ」を観た時に、演技において信頼のおける頼もしい俳優だなと思ったのですが、本作でも謎に立ち向かう連邦保安官を上手く演じていて、好感が持てました。

それと、アッシュクリフ病院院長をなんとベン・キングズレーが演じているんですね~。
この院長の行動が、不可解に感じるのですな~・・。

映画全体としては(ネタバレ厳禁なので上手く書けませんが)「う~ん、そうきたか~!!」という感じですね(苦笑)。

P.S.この映画に関しては、私は「字幕のほうがよかったかもな~・・」と思ってしまいました。吹き替えだとなんとなくストーリーが「軽く」感じちゃうんですね~・・。



ひきばっち的満足度★★★☆