ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「THE WALL」

2012-05-04 18:52:04 | Weblog

久しぶりの投稿です。

ピンク・フロイドの「THE WALL」です。

全編にわたってピンク・フロイドの曲が流れ、観ていて不思議な感覚に襲われる作品です。

1979年発表のピンク・フロイドの大ヒットアルバム「THE WALL」を、鬼才アラン・パーカーが“そのまま”映像化したものです。

あくまでも“曲の持つ世界”を表しているため、「物語」的なものを期待して観ると、少々拍子抜けするかもです(迫力が無いということではありません。迫力ありすぎのシーン満載です!)

管理された教育に対するアイロニーや、反戦のメッセージが強く感じられます。

“君も壁のレンガの一つになるのか”

なるほど、レンガにはなりたくないが、レンガになってるなぁ・・。
というかレンガになっているのか・・?いや、レンガになれればまだいいのか??う~~む、何回観ても難解な映画じゃ(??)

ストーリー後半で、主人公ピンク(ボブ・ゲルドフ)がヤク中になってしまうシーンに、「コンフォタブリーナム」という曲が使われております。私的にピンク・フロイドのなかの数少ない「知っている」曲だったので、“今、気持ちが良い~♪”っちゅうニュアンスが感じられたシーンでした。

アラン・パーカー監督は、「ミシシッピー・バーニング」と「フェーム」の二作が大好きなのですが、本作はかなりカラーが異なります。
本作はもしかして私未見の「エンゼル・ハート」寄りの一本なのかしらん。

本作のDVDを貸してくれた友人曰く“決して夜中に観たりしないように”・・・。

不思議体験なさりたい方は、一見の価値ありかも・・。


ひきばっち的満足度★★★☆