「ヨコハマBJブルース」
好きな俳優、松田優作の主演作品なのに、今まで観たことがなかった本作。
ネタバレあります・・。
劇中に流れるブルージーなナンバーを優作さんが歌っている。
優作さんの歌はこれ以前に何曲か知っていたが、こんなにカッコイイとは・・!
なかでも、オープニング直後のライブハウスのシーンで歌われる「灰色の街」はイカしている。
甘えのない声が渋くてタマラナイ。
松田優作ファンならば、これだけでOKかも。
優作さん演じる主人公BJは、売れないシンガー。
食うために、私立探偵もやっている。
“探偵”。松田優作にはなぜか“探偵”がよく似合う。
今回は“工藤ちゃん”ほどコミカルではなく、渋い探偵さんだが、それでも所々にファニーなシークエンスがあり、つい笑ってしまう^^。
ストーリーは、麻薬密売に絡む「ファミリー」とそれを阻止しようとする警察との攻防に
BJが巻き込まれて・・・。という感じなのだが、出てくるキャラクターが一癖もふた癖もある連中ばかり。
BJの親友の警察官ムク(内田裕也)、同じ警察官だがBJを目の敵にしているベニ(山西道広)、ファミリーのスナイパーアリ(蟹江敬三)、同じくファミリーのメンバー安永(安岡力也)、これだけ並べただけで十分怖い(笑)
そしてファミリーのドンである牛宅麻(財津一郎)である。
男色の気がある牛がとてもコミカルで、観ている方がほっとする(^^♪財津一郎ってすごいなぁ。
他にも、ムクの妻、民子を辺見マリが、ライブハウスのオーナーを宇崎竜童が、牛に雇われているアキラ(田中浩二)の母を馬渕晴子が、といったぐあいに、思わぬところで懐かしさを感じたりする・・。
そしてストーリーのクライマックスは、え、(゜∀。)それあり~・・・!?
まるで「スティング」を観た時のような・・・。
優作さん見たさだったので、このストーリーはありがちかもだけど、びっくりしました・・・。
ひきばっち的満足度★★★☆