手まりをついて 子供と遊んだお坊さん・・・・
なんか ふっと 良寛和尚のお話の冊子を目にして
心穏やかになりました
良寛さまはケタ外れの 忘れんぼうだったようです
行く先々で 忘れ物をされるので
見るに見かねて
『良寛さまぁ~~ ご自分の身の回り品一式を
ちゃんとお書きになって 帰られるときに それをお読みになれば・・・ 』
と申したら 目を丸くして
『おっこっこ(おお これはこれは) なぁるほど なるほど
そうじゃった そうせねばのう・・・・』
と おっしゃったとか・・・
そして一枚の 紙を取り出して ご自分の所持品を
丹念に 一式書き込んで 出発のとき
大きな声で 読みながら 点検してお出かけになりました
ところが せっかくお書きになったその紙片も
何処へやら忘れて てんてこ舞い
現在 その書付の紙が 新潟県燕市の S家に遺されているという
後藤は 瀬戸内寂聴さんが好きで その関係で
こんなお話の冊子をよく目にします
今 『良寛禅師奇話』 が届くのを 待っています
のんびりと ゆったりと ほのぼのした気分が漂ってきます
お友だちの所に寄って 『良寛記念館』 に行ってみたいな