Dig it ちゃぶ台カーモデル製作記

ちゃぶ台で作ろう!カーモデル

童友舎 MS60 トヨタクラウン(2)

2021年07月26日 23時24分49秒 | MS60 トヨタクラウン(童友社)

童友舎クジラクラウン8年ぶりの更新です。

 

東京オリンピック開幕しました。

ずさんな運営のために世間から中止の声も大きかったですが、

私はパラリンピックのデザインワークに携わっているだけに中止になってしまうとそれはそれで困ってしまいます。

一年の延期でも精神的にも経営的にも大打撃を受けました。

ここまでの日本選手の大活躍と、最悪だった開会式で、唯一各国選手団入場には「よく来てくれました」と素直に感動しております。

 

前回の童友舎クジラクラウンの制作記の第1回は何と2013年。今から8年前です。

ロンドンオリンピックの1年後、その後リオオリンピックもあったりして放置するにも程がありますね。

童友舎からはケンメリ、ブルーバードUに230セドリック、フェアレディZ432の再販が決定。

さらにチェリーや製作中のクジラクラウンなども随時行われるようで童友舎再販が盛り上がってきました。

 

前回8年前の製作記

当時の写真は小さくて懐かしい感じがします。ボデイ周りのモールドの追加までで放置してました。

8年も経っているのでもう一度やり直します。

 

 

仕上がっていた細かな細モールドを剥がし、フロントの造形をさらに見直しました。

 

フロントバランスパネル下に1.2ミリプラ板を貼って下方向に厚みを持たせ光硬化パテで仕上げます。

 

リアバンパー下も同様に延長。

 

ボディの粗造形はこんな感じです。

 

フロント側もこのように。バンパーラインの筋も一旦埋めました。8年前にフェンダーに追加したトリムも剥がしてやり直します。

 

キットのフロントグリル。ライト周辺は小さく、天地も浅く実車のバランスとは大きく違います。重箱の隅をつつく愚かな感想です。

当時のキットと考えればこれ以上何を望むというのかという繊細なモールドです。

 

キットのグリル上側をカットします。

お湯丸とエポパテで色々複製し。

 

実車では中央エンブレムの上にもう一段分モールドがあるのでエポパテパーツで追加します。

ライトレンズ周辺の黒いフレームはアオシマの330セドリックのグリルから削りだして流用します。(フロントライトレンズも流用します)

 

それらを組み合わせるとこんな感じになりました。

 

ボディのに合わせるとこのようなイメージになりました。

ライトレンズフレームが330セドリック流用なので丸みがあるのが微妙ですが、もうちょい見直すかもしれません。

 

次回の更新が3年後のオリンピック時期にならないと良いのですが。(続く)

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MS60 トヨタクラウン(1)

2013年10月06日 16時20分21秒 | MS60 トヨタクラウン(童友社)

童友社の4代目クラウン(通称クジラクラウン)を作ります。

旧ヤマダのキットになりますが、

童友社のノスヒロシリーズの中では良いプロポーションだと思います。

2ドアモデル。昔の国産車(特にトヨタ、日産)はひとつの車名で

セダンと2ドアがラインアップされていました。

親父も初代マークIIの2ドアに乗ってましたし馴染みがあります。

クラウンも6代目まで2ドアモデルがラインアップされていましたが

高級パーソナルクーペの座をソアラへと移行し消滅しました。

スピンドルシェイプと言われる斬新なデザインが災いし

「販売のトヨタ」がセドリック・グロリアに負けてしまうという事態に。

わずか3年の生産でモデルチェンジしてしまいました。

子供の頃はタクシー、パトカー。もちろん乗用車とそれなりに見た記憶がありますが

2ドアモデルは稀でしたが今見るととても格好良く感じます。

特徴的なフロント廻り。クロームモールが若干省略されているので簡単に再現してみます。

モールドだったフロントウインカーも小さい印象だったので開口しました。

グリル周辺を削り込みエバグリの細切プラ板を数種類使用して接着。

リア側は細めのバンパーが別パーツとして用意されていますが、

サイドのモールが再現されていないので繋げるようにプラ板を貼りました。

前後とも当時としては珍しいカラードバンパー。その周辺にメッキモールの装飾が施されます。

フェンダー部分にもメッキモールがありますので同様にプラ板を貼ります。

窓枠は太いのでペーパーで繊細に削りました。

当時のキットらしく、分厚く感じるルーフは180番のペーパーで薄く見えるように面出し。

様子見のサフ。モールの追加で高級車らしくなりましたが

まだまだガタがありますので溶きパテとペーパーで仕上げて見ます。

フロントフェンダーの一筋のプレスライン。最初パーティングラインかと思いました。

実車の写真を見るとうっすらと入っているようです。

気持ちだけシャキッとさせておりますがまだまだ調整が必要。

リア側にもラインが入っています。ネットで色々と写真を見ましたがここは無いかも知れません。

削ってしまおうかなぁ。

うーん。アメ車のようでもあり良いカタチだ。

コメント (10)
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