童友舎クジラクラウン8年ぶりの更新です。
東京オリンピック開幕しました。
ずさんな運営のために世間から中止の声も大きかったですが、
私はパラリンピックのデザインワークに携わっているだけに中止になってしまうとそれはそれで困ってしまいます。
一年の延期でも精神的にも経営的にも大打撃を受けました。
ここまでの日本選手の大活躍と、最悪だった開会式で、唯一各国選手団入場には「よく来てくれました」と素直に感動しております。
前回の童友舎クジラクラウンの制作記の第1回は何と2013年。今から8年前です。
ロンドンオリンピックの1年後、その後リオオリンピックもあったりして放置するにも程がありますね。
童友舎からはケンメリ、ブルーバードUに230セドリック、フェアレディZ432の再販が決定。
さらにチェリーや製作中のクジラクラウンなども随時行われるようで童友舎再販が盛り上がってきました。
当時の写真は小さくて懐かしい感じがします。ボデイ周りのモールドの追加までで放置してました。
8年も経っているのでもう一度やり直します。
仕上がっていた細かな細モールドを剥がし、フロントの造形をさらに見直しました。
フロントバランスパネル下に1.2ミリプラ板を貼って下方向に厚みを持たせ光硬化パテで仕上げます。
リアバンパー下も同様に延長。
ボディの粗造形はこんな感じです。
フロント側もこのように。バンパーラインの筋も一旦埋めました。8年前にフェンダーに追加したトリムも剥がしてやり直します。
キットのフロントグリル。ライト周辺は小さく、天地も浅く実車のバランスとは大きく違います。重箱の隅をつつく愚かな感想です。
当時のキットと考えればこれ以上何を望むというのかという繊細なモールドです。
キットのグリル上側をカットします。
お湯丸とエポパテで色々複製し。
実車では中央エンブレムの上にもう一段分モールドがあるのでエポパテパーツで追加します。
ライトレンズ周辺の黒いフレームはアオシマの330セドリックのグリルから削りだして流用します。(フロントライトレンズも流用します)
それらを組み合わせるとこんな感じになりました。
ボディのに合わせるとこのようなイメージになりました。
ライトレンズフレームが330セドリック流用なので丸みがあるのが微妙ですが、もうちょい見直すかもしれません。
次回の更新が3年後のオリンピック時期にならないと良いのですが。(続く)