私の模型製作は完成までにたいがい大きな失敗をします。
33ではボンネットの落下。塗装のやり直し。
カマロも完成直前にボンネット落下。塗装~クリアのやり直し。
チェイサーのクリア直後の気泡の出現。
035に至ってはキットそのものをコンビニ袋に入れた状態で、駐車場に忘れてきてしまうという。
私のブログの場合、失敗(編)が案外(?)受けているわけで
模型製作において「もっと慎重にやれよ」の見本と化しています。
まあ 失敗ばかりでなく、たまに「おお!」という上手くいったりすることもあったりするわけで。
今回は「やったよ・・母さん。上手くいったよ。。」と
「相変わらずやり直しばっかりしているな!」が混在しています。
また、今年は写真少なめでシンプルに。と言ったくせに今回は29枚あります(´・ω・`)
バンダイ純正デカール。完全に劣化してしまい割れています。水に浸ければバラバラ。
ストライプ自体は塗りで仕上げているので文字・ロゴのみを使用しますが
果たして使えるのかどうか。。また、塗りで仕上げたストライプですが
グリーンは好みで深めのグリーンとしています。
デカールの色味はビビット方向のグリーンです。
塗った「深めグリーン」に合わせるべく純正デカールの下にもう一枚デカールを貼って
重ね張りして濃度を増すことにします。純正品をスキャナで取り込んで
イラストレータでデータを作ります。複製デカールはA-ONEのタトゥシールを使用するので
印刷は反転した状態になります。(パンテーラの時と同じですね。)
タトゥシールは位置決めをして貼った裏面に水分を付けて転写するタイプです。
タミヤのF1のキットにあるタイヤマークと同じ感じです。
これは位置をきっちり出さないと行けないので結構大変です。
そこで透明デカールに一度転写し、切り出して位置決めをしやすくしました。
出来上がった複製品をプラ板に貼ってテストしてみます。
複製品の上からバンダイ純正の赤い部分と緑の部分を重ね貼りテスト。
濃度も上がっていい感じです。
先ずは小さい部分から試してみます。複製デカールを貼り、クリアで軽く上塗り養生したあと
バンダイ純正を貼りました。塗りのストライプとほぼ一致しました。(上手くいった!)
と上手くいき、ストラトスデカール道筋ができたので
「A110」のデカールを先に仕上げようとストラトスはしばらく放置。
A110の黒ストライプを塗りで行くか、デカールで行くか。を先に進めました。
検討した結果デカールにしましたが、GSRの黒デカールをストック
(私はキットのデカールは箱から取り出してプラスチックケースに一纏めにしています)を
探している途中、タミヤ1/20 アリタリア131のデカールを手に取っては
これをストラトスに流用できたらなぁ・・・なんて。
ところが目に飛び込んできたのが
タミヤ1/24ストラトスターボのデカール。
過去に2台組みましたが、1台はスタジオ27のマルボロデカールで作ったので
まるまる一枚余ってました。
アリタリアストラトスターボを作った時にも一枚カスタマーから取り寄せたので
その時の残骸もありました。
何気にバンダイ純正デカールとサイズを比較すると・・・・
なんとミリ単位まで同じ大きさ!まさにミラクルです。
塗りのストライプとほとんど同じなのもミラクルでした。
ということでA110のデカールを仕上げた後、ストラトスのデカール作業へと進め終了。
タミヤデカール。サイズドンズバは左右リアフェンダーとスポイラー裏面のみ。
フロント最先端とフォグカバーのデカールは若干大きかったです。
また先に重ね張りしたフロントフェンダー横のAlitaliaはストラトスターボのデカールに
該当する大きさのものが無いので、そのままオリジナル重ね張り仕様にしています。
たったこれだけですが、製作するうえで上手く行くと小躍りしたくなってきます♪。
ちなみにタミヤのデカールは98年再版時のクリアに弱くひび割れしやすいタイプ。
また経年による黄変もしていたのでサンライトブリーチ後にマイクロデカールリキッドフィルム
を塗布して使用しました。
また、タミヤデカール以外の文字・ロゴデカールはバンダイデカール。
こちらもマイクロ・・を何回か塗布して使用しました。
バラバラになることも無く(T_T)。
これらのアシスト用品があるから古いキットも何とか組めます。(T_T)
上のこの写真、または前回塗装時の写真を見て「違うだろ!」と気付いた方は
立派なアリタリアストラトスマイスターです。
アリタリアカラー塗装時にマスキングを失敗していました(T_T)
ドアのグリーンのストライプの下面とAマークの下面が揃っているのが正解です。
これはダサイ・・・
はみ出ている部分を隠蔽します。
幸いドア下にプレスラインがあるのでこんな感じに上塗りすれば上手く行きそうです。
グリーンも赤もキツイ色なのでクレオスのベースホワイト(白サフ)~クールホワイト
さらにオリジナル旧車ホワイトを上塗りしました。
マスキングを剥がします。上手く隠蔽できました。白を重ねたので若干段差ができましたが
クリアを重ねて研ぎ出しすれば目立たなくなると思います。
ということで失敗ブログは続くと思いますが、今年も宜しくお願い致します。
これでストラトスのボディ周りもクリアと窓枠を残すのみ。
次回からは内側関係へと進めます。