「巨大幽霊マンモス事件」
著者:二階堂黎人
奇想天外な大技トリック、いかにも怪しげな人物と舞台設定、不可能な状況で連続する殺人事件、そして予想外の解決…。
著者らしい外連味あふれる久々の「王道ファンタジックミステリー(←今思い付いた←←)」。
長いのは確かに長いんだが、案外サクサク読める。…まぁ、こだわって読み出すと深読みできる個所が幾つもあるので時間は喰うだろうが。
結末まで読了し、曖昧な点を再度読み返して腑に落ちるとか驚愕するとか、繰り返し楽しめる実に良質なミステリー。
…しかし島田荘司の「そんなのありか!?」的な力業には残念ながらまだまだ及んでいない感ががが
著者の過去作っ
「ラン迷宮 二階堂蘭子探偵集」
「誘拐犯の不思議」
「増加博士の事件簿」
…あれ?これだけしかレビュー書いてなかったのかΣ
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ