こんな映画を見て来ましたっ!

鑑賞作品:｢イニシェリン島の精霊｣(2D･字幕版)

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:｢THE BANSHEES OF INISHERIN｣

(切り口と画像が違うレビューは｢こちら｣をCLICK!)

コリン・ファレル(｢THE BATMAN-ザ・バットマン-｣ほか)演じるパッとしない主人公・パードリックと、しっかり者の妹、そして突然パードリックと絶縁した｢昨日までの｣親友コルム。こちらはブレンダン・グリーソン(｢白鯨との闘い｣ほか)が演じる。

いったい何が起こったのか?主人公は勿論の事、なんなら見終わった後ですらよく解らん(←それは個人の理解力の問題では←←←)。

ただ、現実にそういう事もあるからちょっと困る。だからこそ変に心にチクチク刺さるのかも知れない。

徹頭徹尾スクリーン内に漂う｢サイコ臭｣…何でもない光景がやたら不穏(2枚目の画像も不穏)。
主要キャラクターが皆｢そんな感じ｣でウッスラと恐い。
一番｢真っ当な空気｣を纏っているのが｢しっかり者の妹｣ではなく｢パブの飲んだくれ達｣…って所が何となくリアル(｢町の老舗居酒屋の常連｣みたいな雰囲気に似てる)。


なんでそんなイヤな描写をするんだよ…ってシーンが時々挟まれるので、もしかしたら嫌いな人にはとことん合わないかも…。


｢鑑賞評価:☆☆☆☆×｣

蛇足…またフワッとした邦題だなぁ…と思っていたらまさかの原題直訳だったでござる。