ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2025年01月20日 13時59分38秒 | 読書
「片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~(5)」
著者:佐賀崎しげる(企画・原案)、鍋島テツヒロ(企画・原案)、乍藤和樹(漫画)

表紙は「クルニ・クルーシエル」。この娘、口元がトンデモなく描き難いのだが…易々と使いこなして可愛らしさを損なわないとは…さすが「SSR」絵師…。
で、中味のトップ絵はミュイ・フレイア…5~6巻のメインキャストである。

5巻でも暗躍しているスフェン教の一部がどうにも全体的に胡散臭くて(元ネタのなろうの方ではもっと話が進んでいるが…それは変わらず)…ごく一般的な立ち位置のベリルにとっては合点の行かない事が多い。

まず15ページ…(その反応に真っ先に(次のぺージで)気が付くアリューシアは流石で、124ページでは先手を打っている)、そして110ページ、153ページで完全にブチ切れている。

片や単独潜入したミュイは、協会騎士団最強のシュプールに捕獲されてしまう。

体力的に限界が迫る中、ベリルたちはこの窮地をどう突破するのか。

実に読みやすく、見やすい絵柄で…架空の武器・装具や町並みまで、まるで実在するモノのように細密で活き活きと描写されている。

ここから6巻の終盤にかけての大剣劇はここまでのシリーズ中屈指のスペクタクルで、完全に原作を凌駕している、と巷間大喝采である。


蛇足…個人的にはここまでのピークを作ってしまってこの先、大丈夫なんだろうか…なんて要らぬ心配をしてしまう。


 っ「片田舎のおっさん…(6)」
 っ「片田舎のおっさん…(4)」
 っ「片田舎のおっさん…(3)」
 っ「片田舎のおっさん…(2)」
 っ「片田舎のおっさん…(1)」

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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