トウダイグサ科、Euphorbiaceae、トウゴマ属、熱帯東部アフリカとインド原産、常緑低木、
学名:Ricinus commnis、
和名:トウゴマ(唐胡麻)、別名:ヒマ(蓖麻)、カラエ(唐衣・加良荏)、カラカシワ(加良加之波)、
英名:Casor-oil Plant、Palma Christi、Wonder Tree、
葡名:Mamona, Mamoneira、Tártago, Ricino、Ricino mamona、Carrapateiro、Palma christi、
2012年9月、2014年7月30日、9月2日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
リシヌス・コムニス Ricinus communis の花。
種子から得られる油は、ひまし油、印刷インキなどと広く使われているが、種にはリシンという毒たんぱく質がある。
日当たりの良い荒地に生育する。
リシヌス・コムニス Ricinus communis でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、「唐」は中国からの渡来植物であることを意味し、「胡麻」はゴマのように油を得たことによる。別名のヒマは漢名の「蓖麻」の音読みから。属名の Ricinus とはラテン語で「ダニ」の意。種子の形状から。種小名は「普通の、通常の」の意。
トウゴマは、トウダイグサ科の一年草である。原産地では、高さ10mにも達する低木又は宿根草と言うことである。しかし、降霜のある地では、草丈2m程度までの一年生となる。葉には光沢があり、ヤツデの葉のような形状となる。花色はクリーム色で、雄花は花序の上部に、雌花は下部にと分かれて開花する。開花期は9~10月。果実は緋色の刺を持つ。一般的にヒマシ油を得るために栽培される。幕末にはアメリカ産の種子が渡来している。 (GKZ植物事典より)