キク科、Asteraceae、ワタスギギク(サントリーナ)属、地中海沿岸地域ポルトガル原産、常緑低木、
学名:Santolina impressa、
2012年7月、2017年5月21日、6月16日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
サントリーナ・インプレッサ Santolina impressa の花。花の直径は1センチほど。草丈は30~80センチほど。
葉は灰緑色で細く、マッチ棒状。
開花は5月から7月。ボール状の中に無数の筒状花を咲かせる。ポルトガル、コスタ・アズール地方の固有種?
限られた地域のみの自生であるが、個体は豊富で安定している。それでも希少種のため絶滅危惧種としてレッドリストに登録されている。
サントリーナ・インプレッサ Santolina impressa でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、サンスクリット語の candana(=香木の一種)がアラビアを経てギリシャ語で santalon(=サンダル)となったと言われているが、このサンスクリット語が語源と推測される。種小名は「凹んだ」の意。
サントリーナ・インプレッサはキク科の常緑低木である。樹高は30~80㎝程度となる。茎は概して斜上する。葉は細い糸状で長さ5センチ前後で、茎に互生する。6~7月頃、茎頂に写真に見られるような黄色で径1㎝程度の花をつける。本種は、国際自然保護連合(IUCN)では、絶滅危惧種(LC)に指定されている。(GKZ植物事典より)