トウダイグサ科、Euphorbiaceae、トウダイグサ属、地中海沿岸地域原産、多年草、
学名:Euphorbia terracina、
和名:ジェラルトン・カーネーションウィード、
英名:Geraldton Carnation Weed、False Caper、Geraldton Cornation Spurge、Terracina Spurge、
2016年2月6日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
ユーフォルビア・テラキナ Euphorbia terracina の花。草丈は 5~50cm。茎が赤い。
茎の頂に5枚の托葉が放射状に つき、その上に5個の花序がついている。苞葉の先はとがっている。4枚の腺 に各2本の「つの」状の突起がある。
茎の頂にある放射状にでている5枚 の托葉より下側の葉は細長い。托葉より上には椀状花序が数段 重なることがある。
めしべの先(柱頭と花柱)はこの種 でも長い。
ユーフォルビア・テラキナ Euphorbia terracina でした。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ローマ時代のモーリタニアの医師 Euphorbus の名に因んでいる。種小名はイタリアの都市名に因んでいる。
ユーフォルビア・テラチナはトウダイグサ科の多年草である。草丈は1m程度となる。茎は赤味を帯びていて無毛である。葉は長さ1~4㎝、幅2から8㎜程度のほぼ三角状で全縁、鋭頭であるが、最上部の葉はより幅が狭くなり、縁部には細鋸歯があり、茎に互生する。オーストラリアでは、8~12月頃、茎頂に盃状花序を出し、目立たない緑色から黄緑色の花をつける。花後の果実は長さ3~5㎜程度で三角形の蒴果をつける。本種の原産地は、地中海沿岸地域であるが、北米並びにオーストラリア西部~南西部にかけて帰化状態にある。(GKZ植物事典より)