モクセイソウ科、Resedaceae、セサモイデス属、イベリア半島原産、
学名:Sesamoides suffruticosa、
葡名:Reseda-de-fruto-estrelado、
2016年9月25日、2017年5月23日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、
セサモイデス・スフルチコサ Sesamoides suffruticosa の花、表示名は学名の音読み。
草丈は 15~60センチほど。
標高 1000メーターほどの山岳地帯で確認。
セサモイデス・スフルチコサ Sesamoides suffruticosa でした。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名はギリシャ語のsessem(=ゴマの古名)とoides(~のような、似ている)の合成語から。種小名は「亜低木状の」の意。
セサモイデス・スフルティコサはモクセイソウ科の多年草である。本種はイベリア半島の標高800~1000程度の山岳地帯で、比較的日当たりの良い岩礫質な土壌に自生の見られる野草である。草丈は15~60㎝程度となる。茎下部は木質化する。茎基部での葉は、長さ10~35㎜程度の狭楕円状で、縁部は全縁、先端部は尖り、基部は茎を抱き、互生する。茎葉は7~20㎜程度で、茎上方に行くほど葉は小さくなって行く。4~8月頃、茎頂に長い花穂を出し、径1,5㎝程度で白色の花を下方から上方へと咲き上がる。(GKZ植物事典より)