ナデシコ科、Caryophyllaceae、ミミナグサ属、ヨーロッパ原産の多年草
学名:Cerastium fontanum、
和名:ミミナグサ(耳菜草)、ホトケノミミ(仏の耳)、
英名:Mouse-ear Chickweed、Common Mouse-ear、Starweed、葡名:Orelha-de-rato-vulgar、
2009年6月21日、2016年6月17日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、
ケラスティウム・フォンタヌム Cerastium fontanum の花。表示名は学名の音読み。花の直径は2ミリほど。草丈は10センチほど。
茎は細く,暗紫色を帯び,株の根もとから分枝して群生する。
毛を密生,上部には腺毛が混ざる。葉は卵形ないし長楕円形。鈍頭で両面に毛があり対生する。
ミミナグサ属には約100種があり、世界中に分布する。英名、葡名は(鼠の耳のような葉)の意。
ケラスティウム・フォンタヌム Cerastium fontanum でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は学名の音読みから。属名は cerastes(=角状の)に由来し、角張った蒴果の形からきている。種小名は「泉等の水場に生える」の意。
ケラスティウム・フォンタヌムはナデシコ科の多年草である。草丈は10~15㎝程度となる。全草に白色の細毛が密生する。茎は暗紫色を帯びており、円筒状である。茎は、上部で良く分枝をする。葉は卵形~楕円形で、縁部は全縁、先端部はほぼ鈍頭、基部では茎に対生する。3~6月頃に茎頂或いは枝先に散形花序を出し、径2㎜程度で白色の5弁花を見せる。 花弁の先端部は2裂する。花後の果実は長さ0,5㎜程度の卵形で、周囲に小突起を持ち褐色に熟す。(GKZ植物事典より)