フウロソウ科、Geraniaceae、フウロソウ(風露草)属、ユーラシア・北米各地の熱帯から山地にまで分布する多年草、
学名:Geranium columbinum、
和名:ロングストーク・クレーンズビル、
英名:Long-stalked Geranium、Long-stalked Crane's-bill、 Longstalk Cranesbill、
葡名:Bico-de-pomba、 Bico-de-pomba-maior、
2015年2月5日、11日、2016年2月1日、20日、2018年5月12日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
ゲラニウム・コロンビヌム Geranium columbinum の花。フウロソウ属には420種以上が確認されている。フウロソウ属の学名は Geranium だが、日本で園芸用に栽培される品種などで「ゼラニウム」と呼ばれる品種はテンジクアオイ属であることが多く、本属の種は多くが○○風露(フウロ)と呼ばれている。英名では本属とテンジクアオイ属をあわせて "Geranium" と呼ぶ場合が多い。
日本ではフウロソウ属の種が全国の低地から高山帯にかけて分布する。一般に、適度に水分のある水はけの良い土地であれば育つ。
葉は深く基部付近まで5裂し、5枚の葉が根元でくっついているように見える。その裂片は各々披針形で、さらに切れ込みが入る。花は主に夏季から初秋にかけて咲かせる。花弁は5枚で、形は左右対称、中央に花柱が、その周囲を取り巻くようにおしべがあり、雌雄同花である。花びらや基部に毛を密生させるものがある。
花はテンジクアオイ属と似るが、本属の花は相対称であるのに対し、テンジクアオイ属の花は非対称な形をするものが多い傾向がある。花が散った跡には花柱が残り、種子が熟し飛ばすときになると裂ける。(Wikipediaより)ゲラニウム・コロンビヌム Geranium columbinum でした。
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