バラ科、Rosaceae、シャリントウ(コトネアステル)属、インド北部、チベット原産の落葉小低木又は常緑低木、
学名:Cotoneaster frigidus、
和名:コトネアスター、ヒマラヤ・シャリントウ(ヒマラヤ車輪桃)、
英名:Tree Cotoneaster、
2010年4月22日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2015年4月27日、コスタ・アズール地方で撮影、
落葉小低木。初夏、5弁の白い小さな花が群がって咲き、後に永続性の小球状明赤色の果実が房になる。
cotone はマルメロの古いラテン語表記、-aster は「-に似ているもの」であり、属名は「マルメロに似ているもの」という意味を持つ。サンザシ属と類似しているが、葉の部分に鋸歯がない、枝に棘が生えないなどの差異がある。
50種近くの品種があるが、多くはインド北部、チベットを原産地とする。分布は中国にまで広がっているが、日本には自生していない。また中国でも園芸植物として扱われていた形跡は見られない。森林、岩場に自生する。葉は互生に生える。甘い樹液を出し、ハチなどを誘引する。これはホリゾンタリス種(C. horizontalis )などに顕著である。19世紀初頭、イギリスに紹介され、カルカッタ植物園園長N・ウォリックの尽力もあって多くの品種が導入、栽培されるようになった。
常緑樹や落葉樹、大きさも灌木から一般的な樹木に近いものなど、種類によって特徴は千差万別である。地面を這って伸びて行く匍匐性のコトネアスターも多く、壁に当るとよじ登って行く為、「建築家の友人」などと呼称される。生垣やボーダー花壇での栽培に適している。匍匐性のものは、グラウンドカバーに用いられる。耐寒性は強く、栽培は比較的容易。湿潤な環境とは親和性が低く、育成するにあたっては中性土の土壌が適切とされる。いくつかの種類はアポミクシス によって繁殖する。(Wikipediaより)コトネアステル・フリギドゥス Cotoneaster frigidus でした。
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