ラン科、Orchidaceae、アナカンプティス属、ユーラシア大陸西部に分布、
学名:Anacamptis morio 又は Orchis morio、
和名:アナカンプティス・モリオ、
英名:Green-winged Orchid、Green-veined Orchid、Fool Anacamptis、
葡名:Erva-do-sapelo、Tesiticulo-de-cào、
2011年3月、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、
アナカンプティス・モリオ Anacamptis morio の花。花の直径は1センチほど。草丈は25センチほど。
日当たりの良い草原などに自生。あまり多くは見かけない。
英名の Winged は翼のあるの意、また Vein は葉脈の意。左右顎片は翼の様に広がり、緑褐色の葉脈が入っているのが特徴。
アナカンプティス属には13種があり、ヨーロッパ、地中海沿岸地域~中央アジアに分布する。
アナカンプティス・モリオ Anacamptis morio でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語の ana(=上方へ、~に対する)と campto(=上がり、湾曲)の合成語から。旧属名の Orchisはギリシャ語で「睾丸」の意で、新旧のバルブの並ぶ様子からの命名であり、この語がラン科(Orchidaceae)の語源となっている。種小名はギリシャ語のmoros(=愚か者)を語源としているが、賑やかな花模様を物語っているという。
アナカンプティス・モリオは、ラン科の多年草である。本種は、原産地の項に記した地で、概して石灰岩質土壌地帯の草原に自生の見られる地生ランである。草 丈は 20~40㎝程度となる。葉は、狭楕円状で、縁部は全縁、先端部は尖り、基部は茎を抱き互生する。下部の葉はロゼット樹となる。4~6月頃、茎頂に総 状花序をつけ、径2㎝程度の花を多数つける。花色は赤紫色~青紫色で、側萼片は翼状に横方向に広がりを見せ、緑褐色の条線模様が入り、唇弁は大きく前方に 垂れ下がり、濃青紫色の斑点模様が入る。 (GKZ植物事典より)