The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ルピナス・ルテウス Lupinus luteus

2022-02-11 10:20:40 | ポルトガルの野の花

マメ科、Fabaceae、ハウチワマメ(ルピナス)属、ヨーロッパ南部、地中海沿岸地方原産、半耐寒性1年草、

学名:Lupinus luteus、

和名:キバナルピナス、キバナノハウチワマメ(黄花葉団扇豆)、ノボリフジ(昇り藤)、

英名:Yellow Lupine、European Yellow Lupine、Annual Yellow Lupin、Lupin、

葡名:Tremocilha、Tremoceiro-amarelo、Tremocilha-amarelo、Tremoço-amarelo、

2011年3月、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2018年5月1日、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ルピナス・ルテウス Lupinus luteus の花。花穂の長さは20センチほど。草丈は60センチほど。種小名の luteus は「黄色の」の意。

 

茎は直立してよく分枝し、柔らかな毛に被われている。葉は掌状複葉で、7~9個の小葉があり、白色の軟毛に覆われる。

 

3月から6月ごろ、茎頂に総状花序をだし、わずかに芳香がある黄色の花を咲かせる。

 

種がこぼれたのか、沿道や草原でも自生している。

 

古くから栽培されている品種で広大な畑で栽培されているのをよく見かける。ルピナス・ルテウス Lupinus luteus でした。   

©2022 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より) 和名は、黄花をつけるハウチワマメの意。属名の lupinus はラテン語でオオカミを意味する。土地を選ばずに生育旺盛に繁殖することから、土地を荒らすと考えられて付けられた名前。種小名は「黄色の」の意。

キバナハウチワマメはマメ科の多年草である。本種は、原産地の項に記した地の砂丘や火山灰地等に自生の見られる野草である。草丈は40~60㎝程度とな る。茎や葉には白色の軟細毛が密生する。葉は、掌状複葉で茎に互生する。小葉は狭楕円状で、7~9個となる。3~6月頃、茎上部に長さ20㎝程度の総状花 序を出し、黄色い蝶形花を多数つける。本種は、「飼料」として栽培もされるが、葉や茎を牧草とするものであり、豆果は人畜に有害である。 (GKZ植物事典より)

 

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