トウダイグサ科、トウダイグサ属、地中海沿岸地域原産の1~2年草、
学名:Euphoebia boetica、
和名:ユーフォルビア・ボエチカ、
2011年2月27日、2014年7月30日、31日、2015年2月5日、2016年10月15日、2018年9月16日、2020年6月9日、19日、コスタ・アズール地方で撮影、
ユーフォルビア・ボエチカの花。表示名は学名の音読み。背丈約10cmほど。
奇妙な果実がつく。全体が灰緑色。
葉は対生し線形。
散形花序に黄緑色の目立たない花がつく。
ユーフォルビア・ボエチカ Euphorbia boetica でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名は、ローマ時代のモーリタニアの医師 Euphorbus の名に因んでいる。種小名は「小さい、か弱い」の意。
ユーフォルビア・ボエチカはトウダイグサ科の1~2年草である。草丈は5~20㎝程度となる。葉は剣状で、縁部は全縁、先端部は尖り、基部では茎に互生する。2~3月頃、茎頂から散形花序を出し、3~5個の花茎を伸ばし、その先で2分枝し、トウダイグサ科独特の杯状花を付ける。雌雄異花で、雄花は花柄の先につき、黄色い小花である。雄花の下には2個の苞がつく。雌花は、雄花の花柄の基部につき橙色の小花である。花後の果実は、3個の蒴弁を持った長さ2㎜程度の蒴果である。 (GKZ植物事典より)