福建省のたび0日目
仕事終わりに、最終の飛行機で秋田から羽田へ向かいます。
飛行機は19:30発
家から空港までは車で20分ほど。
秋田空港は小さい空港なので、19時に空港着でいいな~と思って、
家を出たのが18:30
ふと、携帯のアプリで飛行機を確認すると、
「19:05発」の表示が・・・!!
あれ?時間勘違いしていた?うそ~間に合わないじゃないか~~~
と思って、かなり飛ばして、駐車場から空港ビルまで走って、
ギリギリ間に合ったか!?と思って空港内の表示を見たら、
「東京行き 19:30発」
なんということでしょう、国際線とまとめてチケットを予約していたので、
アプリの表示が国際線と同じ、出発25分前表示になっていたのでした(^^;
乗り遅れるかと思ってドキドキした~
で、これが今回の旅のトラブル一つ目で、これから毎日事件が起こるのでした。
羽田から成田までは交通費節約のために、電車で移動です。
金曜日の21時ころ、新橋を通過すると酔っ払いでぎゅうぎゅう。
約2時間で京成成田へ到着。
前泊は、京成成田駅から徒歩3分ほどのリッチモンドホテル成田。
ここ、新しくてきれいだし、空港までの無料送迎もあるので、
成田空港の前後泊にはよく使います。
今回はコインランドリーも使ったんだけど、珍しく乾燥機能付きの洗濯機だったので、便利でした。
翌日、10:00成田発のANA便で厦門へ。
思っていたより席は埋まっています。
まずはビールをいただいて
機内食をもぐもぐ
約4時間で厦門空港へ到着です。
厦門のイミグレ、北京空港と違ってすごい愛想がいい!
私のパスポートに北京に住んでいた時のビザが貼っているのを見て、
「前に北京に住んでいたんだね~」と笑顔で話しかけてきた~~
さすが、南方の都市だけあって、人柄も穏やかですね。
厦門空港からは、バスで市内へ移動します。
私はまっすぐコロンス島に行きたかったので、
コロンス島行のフェリー乗り場へ向かいます。
空港のバス乗り場。
バスで約30分で、東渡国際フェリーターミナルへ到着。
2014年までは、コロンス島のすぐ対岸、中山路に近いフェリーターミナルを利用できていたんだけど、
観光客が増加して厦門市民がフェリーを利用しづらくなったせいか、
このターミナルは厦門市民専用になり、
観光客は東渡というちょっと離れたターミナルしか使用できなくなりました。
しかも、フェリー料金も往復8元から、往復35元へ大幅値上げ!
一気に4倍近い値上げって。。。
そんな値上げにも関わらず、いつも中国人観光客でにぎわっているコロンス島。
南京条約で厦門港が開港して以来、日本、フランス、イギリス、アメリカ、ドイツなどなど
各国の領事館、商社、教会などが設立され、いまでもその建物が残っています。
ここは中国?と思うような、おしゃれ洋館がたくさんある街並みが人気なのです。
この日もフェリーは混んでいたけど、時間も15時を回っていたので、
だいぶ人の流れも落ち着いた感じで、待ち時間30分ほどのチケットを購入できました。
それでもこのわちゃわちゃ
我先にとフェリーに乗り込むので、なんとか席を確保するので精一杯でした。
15分くらいでコロンス島に到着。
で、ここからが大変だった。
コロンス島は道が細くてくねくねと入り組んでいる上に、
通りに名前がついているんだけど、その通りがくねくね曲がってずーーーっと続いているので、
ほんと迷路を歩いているような感じ。
予約していたホテルも、地図を印刷して持ってきたけど、まったく役に立たなくて、
6泊分の荷物を登山用のリュックに詰め込んで、
大荷物を背負って島内をうろうろすること、約1時間・・・
16番地に行きたいのに、なんで11番地の隣が26番地になるの!
ほんとに、たどり着けたのが奇跡のようでした。
で、ようやくホテルにたどり着いたと思ったら。
若いお兄ちゃんが出てきて、何やらごにょごにょ話してる。
あれ?
いま、「取消」って言わなかった??
その単語知ってるよ、「キャンセル」って意味でしょ???
あれ?「満房」っても言ってる。。。
なんと、私の予約がキャンセルされて、すでにほかの予約が入って
今日は満室だって。
えーーと、某予約サイトで予約を入れたら、「全額前金で払ってね、口座はここだよ」っていう返信があったので、
北京在住の友人にお願いして、指定の口座に振り込んでもらってるんですけど。
それがどうしてキャンセルされているの??
しかも、今日は満室って。
まさかこんなトラブルが待っているとは。ビックリですよ。
で、明日会う予定のその友人に電話をして、事情を話して、
ホテルのお兄ちゃんに説明をしてもらって、
その子がお金を振り込んだ日付と金額、その子の口座番号を伝えて調べてもらうこと約30分。
「ごめん、お金振り込まれてたの気づかなった。キャンセルしちゃってたよ。
お金は全額返すね」
だそうです。
初日から、しかも一人で中国語もままならないまま、
こんなトラブルがやってくるとは!
自分の旅運のなさにびっくりですね~あはは~
それでも救いだったのは、すぐに友人に連絡がついたこと(出張中だったのにありがとう!)、
ホテルのお兄ちゃんたちがいい子たちで、ホテルに着いてからの対応がよかったこと。
とりあえずお金も返してもらったし、この日の宿を確保しなくては、と思っていたら、
「近くのおススメのホテルを探してあげる、案内してあげる」とのこと。
口座の入金確認をする間に、ネットでさっと調べてくれて「ここどう?」っていうので、
うんうん、そこでOKだよ~というやり取りをしたから、
てっきりそこに連れて行ってもらうと思っていたら。
ホテルを出て、お兄ちゃんと歩きだしてもなかなか目的地が定まらない。
「あれ?さっきのホテル行くんじゃないの?」
「ああ、あそこね、うちのオーナーがあそこは良くないっていうから、別のホテル探してるんだ」
「あ、そうなのね。。。」
なんていうか、南国らしいゆる~いやり取り。
待ってる間に蚊に刺されちゃったじゃないか。
その後も、携帯の地図を見ながら、あっちじゃない?いや、こっちだよ!やっぱり向こうかも
というやり取りを続ける厦門の若者二人。
なんかそれ見てたらもう面白くなってきました。
トラブル続きすぎて笑っちゃうみたいな。
私「ねえねえ、あなたたちここに住んでいるのに地図がないと道が分からないの?」
お兄ちゃん「うん、だってこの島は道が入り組んでいるからわかんないんだよ」
私「確かにね~私もここにたどり着くのに1時間かかったよ」
お兄ちゃん「そういえば、携帯もなしにどうやってたどり着いたの?」
私「え、地図見ながらなんとなく歩いて」
お兄ちゃん「え!すごい!」
というゆる~い会話をしながら、コロンス島をさまよう私たち。
こんな素敵な建物も
こんな教会も
写真に撮る余裕さえ生まれてきちゃった。まだ宿決まっていないのに(^^;
で、ようやくたどり着いた「オーナーおススメのホテル」ですが。
まさかの「満房」満室でした~あはははは~
お兄ちゃん、再び携帯でホテルを探し始めたんだけど、
歩いているときに素敵ホテルを見つけていたので、あそこはどう?と行ってみると、
あっさり空き室が見つかりました。
なんだ、結局自分で解決しちゃったじゃん。
とはいえ、いろいろ親切にしてくれたお兄ちゃんのおかげで、
コロンス島の夜を無事に乗り切れそうです。
(いやでも、そもそも入金確認していないオーナーが悪いんだけどもね)
そんなわけでやっと落ち着いたのがこちらのホテル「三十年代度暇別墅」
外観が素敵
部屋も広くてきれい
ホテルのwifiで無事にネットがつながり、友達にも連絡が取れて、ほっと一安心です。
で、気が抜けたのか、夕飯を食べに出かけたら、部屋のカードキーをどこかで落としてしまうという・・・
どこまでも運の悪い一日でした。
夜はぎらぎらネオンの通り
お菓子屋さん。おいしいクッキーでした
夕飯は軽めに面と、五香肉という豚肉の湯葉巻
この五香肉、びっくりするほどおいしかった!
もうくたくたに疲れたので、この日は早めにおやすみなさい。
ちなみに、最初に予約していたホテルはここ
ロビーはこんな雰囲気
やっぱりここに泊まりたかったな~
つづく
仕事終わりに、最終の飛行機で秋田から羽田へ向かいます。
飛行機は19:30発
家から空港までは車で20分ほど。
秋田空港は小さい空港なので、19時に空港着でいいな~と思って、
家を出たのが18:30
ふと、携帯のアプリで飛行機を確認すると、
「19:05発」の表示が・・・!!
あれ?時間勘違いしていた?うそ~間に合わないじゃないか~~~
と思って、かなり飛ばして、駐車場から空港ビルまで走って、
ギリギリ間に合ったか!?と思って空港内の表示を見たら、
「東京行き 19:30発」
なんということでしょう、国際線とまとめてチケットを予約していたので、
アプリの表示が国際線と同じ、出発25分前表示になっていたのでした(^^;
乗り遅れるかと思ってドキドキした~
で、これが今回の旅のトラブル一つ目で、これから毎日事件が起こるのでした。
羽田から成田までは交通費節約のために、電車で移動です。
金曜日の21時ころ、新橋を通過すると酔っ払いでぎゅうぎゅう。
約2時間で京成成田へ到着。
前泊は、京成成田駅から徒歩3分ほどのリッチモンドホテル成田。
ここ、新しくてきれいだし、空港までの無料送迎もあるので、
成田空港の前後泊にはよく使います。
今回はコインランドリーも使ったんだけど、珍しく乾燥機能付きの洗濯機だったので、便利でした。
翌日、10:00成田発のANA便で厦門へ。
思っていたより席は埋まっています。
まずはビールをいただいて
機内食をもぐもぐ
約4時間で厦門空港へ到着です。
厦門のイミグレ、北京空港と違ってすごい愛想がいい!
私のパスポートに北京に住んでいた時のビザが貼っているのを見て、
「前に北京に住んでいたんだね~」と笑顔で話しかけてきた~~
さすが、南方の都市だけあって、人柄も穏やかですね。
厦門空港からは、バスで市内へ移動します。
私はまっすぐコロンス島に行きたかったので、
コロンス島行のフェリー乗り場へ向かいます。
空港のバス乗り場。
バスで約30分で、東渡国際フェリーターミナルへ到着。
2014年までは、コロンス島のすぐ対岸、中山路に近いフェリーターミナルを利用できていたんだけど、
観光客が増加して厦門市民がフェリーを利用しづらくなったせいか、
このターミナルは厦門市民専用になり、
観光客は東渡というちょっと離れたターミナルしか使用できなくなりました。
しかも、フェリー料金も往復8元から、往復35元へ大幅値上げ!
一気に4倍近い値上げって。。。
そんな値上げにも関わらず、いつも中国人観光客でにぎわっているコロンス島。
南京条約で厦門港が開港して以来、日本、フランス、イギリス、アメリカ、ドイツなどなど
各国の領事館、商社、教会などが設立され、いまでもその建物が残っています。
ここは中国?と思うような、おしゃれ洋館がたくさんある街並みが人気なのです。
この日もフェリーは混んでいたけど、時間も15時を回っていたので、
だいぶ人の流れも落ち着いた感じで、待ち時間30分ほどのチケットを購入できました。
それでもこのわちゃわちゃ
我先にとフェリーに乗り込むので、なんとか席を確保するので精一杯でした。
15分くらいでコロンス島に到着。
で、ここからが大変だった。
コロンス島は道が細くてくねくねと入り組んでいる上に、
通りに名前がついているんだけど、その通りがくねくね曲がってずーーーっと続いているので、
ほんと迷路を歩いているような感じ。
予約していたホテルも、地図を印刷して持ってきたけど、まったく役に立たなくて、
6泊分の荷物を登山用のリュックに詰め込んで、
大荷物を背負って島内をうろうろすること、約1時間・・・
16番地に行きたいのに、なんで11番地の隣が26番地になるの!
ほんとに、たどり着けたのが奇跡のようでした。
で、ようやくホテルにたどり着いたと思ったら。
若いお兄ちゃんが出てきて、何やらごにょごにょ話してる。
あれ?
いま、「取消」って言わなかった??
その単語知ってるよ、「キャンセル」って意味でしょ???
あれ?「満房」っても言ってる。。。
なんと、私の予約がキャンセルされて、すでにほかの予約が入って
今日は満室だって。
えーーと、某予約サイトで予約を入れたら、「全額前金で払ってね、口座はここだよ」っていう返信があったので、
北京在住の友人にお願いして、指定の口座に振り込んでもらってるんですけど。
それがどうしてキャンセルされているの??
しかも、今日は満室って。
まさかこんなトラブルが待っているとは。ビックリですよ。
で、明日会う予定のその友人に電話をして、事情を話して、
ホテルのお兄ちゃんに説明をしてもらって、
その子がお金を振り込んだ日付と金額、その子の口座番号を伝えて調べてもらうこと約30分。
「ごめん、お金振り込まれてたの気づかなった。キャンセルしちゃってたよ。
お金は全額返すね」
だそうです。
初日から、しかも一人で中国語もままならないまま、
こんなトラブルがやってくるとは!
自分の旅運のなさにびっくりですね~あはは~
それでも救いだったのは、すぐに友人に連絡がついたこと(出張中だったのにありがとう!)、
ホテルのお兄ちゃんたちがいい子たちで、ホテルに着いてからの対応がよかったこと。
とりあえずお金も返してもらったし、この日の宿を確保しなくては、と思っていたら、
「近くのおススメのホテルを探してあげる、案内してあげる」とのこと。
口座の入金確認をする間に、ネットでさっと調べてくれて「ここどう?」っていうので、
うんうん、そこでOKだよ~というやり取りをしたから、
てっきりそこに連れて行ってもらうと思っていたら。
ホテルを出て、お兄ちゃんと歩きだしてもなかなか目的地が定まらない。
「あれ?さっきのホテル行くんじゃないの?」
「ああ、あそこね、うちのオーナーがあそこは良くないっていうから、別のホテル探してるんだ」
「あ、そうなのね。。。」
なんていうか、南国らしいゆる~いやり取り。
待ってる間に蚊に刺されちゃったじゃないか。
その後も、携帯の地図を見ながら、あっちじゃない?いや、こっちだよ!やっぱり向こうかも
というやり取りを続ける厦門の若者二人。
なんかそれ見てたらもう面白くなってきました。
トラブル続きすぎて笑っちゃうみたいな。
私「ねえねえ、あなたたちここに住んでいるのに地図がないと道が分からないの?」
お兄ちゃん「うん、だってこの島は道が入り組んでいるからわかんないんだよ」
私「確かにね~私もここにたどり着くのに1時間かかったよ」
お兄ちゃん「そういえば、携帯もなしにどうやってたどり着いたの?」
私「え、地図見ながらなんとなく歩いて」
お兄ちゃん「え!すごい!」
というゆる~い会話をしながら、コロンス島をさまよう私たち。
こんな素敵な建物も
こんな教会も
写真に撮る余裕さえ生まれてきちゃった。まだ宿決まっていないのに(^^;
で、ようやくたどり着いた「オーナーおススメのホテル」ですが。
まさかの「満房」満室でした~あはははは~
お兄ちゃん、再び携帯でホテルを探し始めたんだけど、
歩いているときに素敵ホテルを見つけていたので、あそこはどう?と行ってみると、
あっさり空き室が見つかりました。
なんだ、結局自分で解決しちゃったじゃん。
とはいえ、いろいろ親切にしてくれたお兄ちゃんのおかげで、
コロンス島の夜を無事に乗り切れそうです。
(いやでも、そもそも入金確認していないオーナーが悪いんだけどもね)
そんなわけでやっと落ち着いたのがこちらのホテル「三十年代度暇別墅」
外観が素敵
部屋も広くてきれい
ホテルのwifiで無事にネットがつながり、友達にも連絡が取れて、ほっと一安心です。
で、気が抜けたのか、夕飯を食べに出かけたら、部屋のカードキーをどこかで落としてしまうという・・・
どこまでも運の悪い一日でした。
夜はぎらぎらネオンの通り
お菓子屋さん。おいしいクッキーでした
夕飯は軽めに面と、五香肉という豚肉の湯葉巻
この五香肉、びっくりするほどおいしかった!
もうくたくたに疲れたので、この日は早めにおやすみなさい。
ちなみに、最初に予約していたホテルはここ
ロビーはこんな雰囲気
やっぱりここに泊まりたかったな~
つづく