エレアコ、エレキ、エフェクター自作遊びと実験!

バンド活動での日常と自作改造の実験

ギターの近況 奥から出てきたアメリカンテレキャスター

2019-11-17 18:44:55 | ギター


工事で荷物をどけたので、奥の物が出てきたシリーズ第2談です。
僕がテレキャスターにはまった最初のテレ君、アメリカンデラックステレキャスターです。

買う時はツイードのハードケースを付けて貰ったのに、早く枯れるように部屋の中で野ざらしになっていたテレ君です。サンバーストで渋いでしょ。

★ヘッドはこんな感じです。

★ボディーは此方

もう埃だらけに埋もれていました。

少し紹介すると、トーンがフルの時はショートカットでトーン回路を通らないようになっています。これは純正の状態です。ミックス時は雑音が少なくなるように前後のピックアップが逆相になっています。
最初繋いだら音が出なくて、ぐりぐりしているうちに音が出るようになりました。やっぱりしばらく使わないと、ジャックが汚れてルーズになるんですね。と言うわけで、音の方はフェンダーのテレの音ですね。俗に言うレコードのギターの音で、安心して聴いていられますね。

ピックアップか作りか分かりませんが、メーカーの音ってあると思います。別に他のメーカーがどうこうと言うわけではなくフェンダーの音だなと感じます。
特にフロントの低音が締まりがあって良い感じですね。もう代替わりして売っていないので、大事にしたいと思います。

ギターの近況 奥から出てきた72ストラト

2019-11-17 09:20:21 | ギター

工事で邪魔な物を片づけてやっと出てきたフェンダーの72ストラトです。デカヘッドで白が焼けてクリーム色になった貫禄ある外観ですね。カッコ良いですが、その貫禄分の痛みもあります。

★まずはネックです。

全体的に減っていて、弦とすれたディンプルも見られチョーキングするとガクガクします。それと減った分フレットの縁が角張っていて少しビビったり、運指で引っかかっりたりします。

先日のライブ後にリペアしたストラトのネックよりも此方の方がディンプル分重傷ですね。フェンダーの方がフレットが低いので、ディンプル分削ってしまうと低くなりすぎではないかと思いますね。縁を丸くしてやると、スムースになりガクガクも少し収まるかもしれません。

★次は、ボディーです。

汚れと小さなヒビのような線傷の様な物が数カ所あります。まあ、これは音には関係ないのでどこまで磨くかで、そのままでもレリック風で良いかもしれません。

★音の方です。
最初繋いだ時には音が出ませんでした。ジャックとセレクターをグリグリすると音が出るようになりました。フェンダーの真空管アンプで聴くと、何とも言えない優しい音が出ますね。テレキャスターのガッツのある無骨な音と対照的ですね。

レオフェンダーさんは、高域の好きな方のように感じますが、テレの後にストラトを製作されたのは、違う傾向の楽器を造られたんですかね。その後何十年も、そのコンセプトで造られ続けているのはすばらしい贈り物ですね。レスポールも含めて、その時の気分で持ち替えて音を楽しめるのは有り難いです。生ギターも加えて、飽きることのない趣味となっています。

今日は工事が入っているので、ネックフレットのリペアは後日としましょうか。