takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

官から民へ?

2005-10-05 22:55:12 | 日記
 今度の衆議院選挙で自民党が圧勝したことで、表面的には小泉さんの言う「官から民へ」が支持されたことになってしまった。不景気と階層格差の影響で公務員に対する風あたりが冷たくなっているためか?。
 今日は妻を病院へ連れていったこともあってゆっくり新聞を読むことができた。その中で「官から民へ」の流れがいっそう強くなっていることを改めて感じた。いくつかあげると、福島県人事委員会がだす勧告が人事院準拠で強行すること、国家公務員を1割の3万人削減すること、公共サービスの担い手に官と民でどちらがふさわしいか市場化テストを導入すること。義務教育費国庫負担の行方等々だ。郵政民営化の次は公務員制度改革で小さな政府の実現を目指すのか。
 我々公務員は自分たちの果たす役割と、公務員でなければできない仕事なのかを自問自答させられようとしている。そしてそれに対抗する運動をどう展開したらいいのかも同時に考えなければならない。学校事務という職が民営やパートではできない理由を明確に持って仕事をしなければならない。とにかく世の中全体が人間らしさと相反する競争原理に絡め取られそうでくじけそうになっちまうよ。
 車や家のローンを返すために働いているのか、子どもを大学に行かせるために働いているのか、趣味のために働いているのか、少し立ち止まって考えたけど答えは見えない。三度の飯を食うためだけだったらそれほど働かなくてもいいのだろうけれど、何でこんなに資源を使いまくって忙しく動き回らなければならないのだろうか。物は豊富にあるけれど心が貧しいんだよな。いっそ本当の豊かさを求めてみんなで貧しくなってみたらどうだろう。みんなで宮沢賢治のような生き方をしてみてはどうだろうか。物を持たず少しの畑を耕し、ゆっくり食べて、ゆっくり生きて、家族を愛して生きるためにはどのくらいの現金収入があればいいのか考えたうえで働くというのはどうだろうか?。
 思わず妄想の世界に行ってしまった。時間を持て余して新聞を角まで読むとどうでもいいことを考えちまう。現実は時間に追われて生活するしかないんだよな。
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