「事故ではなく事件か?」というコピーに惹かれて買ってしましました。著者が元客室乗務員ということで同僚先輩たちを事故で失った、いわば当事者の弔いの一冊です。事故当時オレは小学6年生で圧力隔壁の修理ミスで520人が亡くなったということくらいしか記憶になかった。その後ビデオでで「クライマーズハイ」や「沈まぬ太陽」を見たり8月になるとテレビで特番が組まれるのでそのくらいの知識しかなかった。 . . . 本文を読む
昨年の総選挙では、野党共闘を壊すために仕組まれたような民進党の希望の党への突然の「合流」というドタバタがありました。しかし逆流を乗り越え立憲民主党が立ち上がり野党共闘を継続できました。この大きな共闘の流れは労働運動にも広がり、ナショナルセンターの枠を超えて「総がかり」運動が新たな展望を切り開いています。そして市民団体と労働組合が共闘するためには、特定政党支持を組合員に押し付けるやりかたでは限界があり、要求に基づくまともな労働組合運動への変革が求められていることの現れだと思います。そういう時代に旧来のしがらみによる指示待ちの狭い運動ではなく、緩やかに繋がった大きな運動の中心を担っていく展望が必要だと思います。それが組合員としての誇りにつながると思います。
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昨年はアベ政権に延命をゆるしてしまい、秋以降は暗澹たる思いで過ごしておりました。今年は勢いづいて9条改悪を仕掛けてくるでしょう。4月までに発議すら許さない運動のとりくみが大事だからうつむいてばかりもいられないと、思いを新たにしました。
今年は新聞をきちんと読み、積んである本を完読することを目標にしようと心に誓いました。早速1冊完読したので考えたことをメモしておきます。 . . . 本文を読む