心の原風景で、心身を形成したふるさとを追われた浪江町津島の人たちの心に寄り添い、自分の中の原発事故に対する怒りを風化させないために、1週間しか上映しないので休暇を取って観てきました。
お金が欲しくて裁判を闘っているのではない。いくらお金を積まれてもふるさとはお金には変えられない価値がある。こっちがダメだからあっちでいいとはならないという18人の言葉が胸に落ちた。特に帰るのか帰らないのかに関係なく、汚したら元に戻すのが当たり前だろという話に同感した。
それと福島市に避難した子どもに対する差別やいじめがあったことに愕然とし、さらに教員が加担していたことに胸が痛くなった。その教員のことを「大人げない」と冷静に語った青年は一生恨み続けるだろうな。今からでも告発したらいいのに。
途中休憩15分を入れて3時間半の長編ドキュメンタリーで、ケツが痛くなったけどいい映画でした。
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