takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

美しい国づくり内閣

2006-10-07 13:32:11 | 社会
 今度は「美しい国づくり内閣」だって。教育改革と憲法改正に力を入れるようだけど小泉さんの時の郵政改革のような熱気は伝わってこないな。共産党の市田さんが「類はタカを呼ぶ内閣」と言っていたけど、閣僚のほとんどが日本会議の息がかかった人たちで右寄りだということがよくわかる。

 バウチャー制を導入したいとか言っているようだけど、学校選択制や学区の撤廃などがやられたら地域の学校という意識がなくなり、安倍さんの大事にしている美しい地域が破壊されるのではないだろうか。その辺の矛盾をどう考えているのかな。
 教育改革を言うならGDPに対する教育費の割合が先進国で最低レベルという安上がりの教育政策こそ見直さなければならないのに、むしろ差別的予算配分を推進しようというのだから困ったもんだ。

 それにしても今度の首相候補はどの人も政治家の家庭に生まれたエリートばかり。最近の歴代首相で政治家の血筋でない人は村山さんだって。政治も首相も世襲制になっちまってるんだから階層格差の固定化なんてとっくにはじまってるな。そんな人たちに現場の教職員や不安定雇用労働者の気持ちや暮らしなど理解できるはずがなかろう。道を踏み外しそうになっている子どもたちの気持ちなど到底理解不能だろうな。
 憲法改正だって自分たちが戦争に行くことなんて考えもしないだろうな。なにしろ政治を取り仕切っているオヤジや爺たちが戦争に行っても役に立たないからな。つまり憲法を変えて戦争をできる美しい国にするということはオヤジや爺たちがあと30年間死ぬまで安全に暮らすために子どもたちを戦場に送るということだと思う。自分たちやその家族が戦争に行くというリアリティのかけらもない人たちに戦争できる国を語らないでほしいね。
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