takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

島根の旅 ~島根制度研学習会~

2011-07-02 23:49:21 | 学校事務
 旨いラーメンで腹ごしらえをし、いよいよ午後の学習会の会場へ向った。会場に着くと見慣れた方々ばかりで安心した。ひととおり参加者の自己紹介と近況を聞いて、学校での課題や震災と原発事故でどのような話を期待しているのかがわかった。それに応じて話の中身を変えられるほど慣れてはいないので用意して行ったことしか話せないのだった。

以下レジュメより

I「福島原発事故が学校に与えている影響」
(1)震災以降の福島の状況
 ◎避難の状況
 ◎災害の状況
 ◎県教委の無策
 ◎放射線の影響をめぐって
(2)「安全神話」の崩壊
 ◎暴走する怪物
 ◎原発は安上がりではない
 ◎脱原発の世論が過半数を占める今こそ国策を転換させるチャンス
 ◎貧困自治体を原発漬けにする電源三法の廃止を!
 ◎村上春樹氏「我々日本人は核に対するノーを叫び続けるべきだった」

II「被災した子どもたちの就学保障」
(1)学校事務職員として何ができるか
 ◎避難児童からは集金しないことを職員会議で提案
(2)就学援助
 ◎震災被災者には所得審査をせず一括認定が望ましい
(3)学校づくり
 ◎教職員間で義務教育無償を共有し保護者負担軽減をすすめること
(4)無償教育へ向けて
 ◎まずは義務教育費の無償化
 ◎公費私費区分をどう考えるか
 ◎何から公費化すべきか
 ◎教育費は無償であるべきという社会的コンセンサスをどうつくるか

III まとめにかえて
 ◎震災と原発事故で浮き彫りになった「貧困」
 ◎人権や安全よりも経済効率を優先してきた社会
 ◎子どもの権利としてどうなのか(DCI日本アピールから)
 ◎自己責任論と受益者負担主義からの脱却
 ◎人間らしい生き方や働き方への転換とエネルギー政策転換の分岐点

 こんな内容のレジュメと資料を用意して行って1時間半の時間をもらったのだが、時間配分を間違えて後半は尻切れになったり話が前後したりで参加者の皆様には申し訳なかったと反省している。でも何事も経験が大事だと学ばされた。震災以降考えていたことをポツリポツリとブログには書いていたが、まとまったものに整理する機会になったし、へたくそなりに人前で話をするチャンスをもらえたことに感謝したい。
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