組合や研究団体の違いを超えて管理職事務長になるルートを持たなければ社会的評価も上がらず給料改善の道もないと考える人たちが、組織の役員など影響力を持つ立場に一定程度存在する。しかし管理職事務長と仕事のやりがいを考え合わせると、相反するのではないかと考えてしまう。一部の管理職事務長になった人を除いては給料が低く抑えられ、自由にものが言えず、自由に実践ができず、最悪の場合パート職員に置き換えられ、言われたことだけやっていればいいというつまらない職にさせられないかという危惧がある。
管理職事務長になると文科省→県教委→市町村教委→事務長という上意下達の行政系列にはめ込まれ教員を管理する立場にさせられるのではないか。例えば極端すぎるかもしれないが、保護者負担を減らすのではなく財政規律のために増やす方向に、就学援助受給者も減らす方向に、そういう立場に立たされる。もしくは指示されたわけでもないのに自ずからそういう方向に先回りする人たちが出てくるのではないか。
しかし管理職事務長を目指す人たちが、そういう立場でそういう仕事をしたいと考えているとすれば、オレの考える仕事のやりがいとは相容れないのでどこまで行っても平行線だと思う。オレはそんな仕事に誇りなど持てないと思うし、それで社会的評価が上がるとは到底思えない。
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