教育格差

私大付属小相次ぎ開校　関西で児童獲得競争に熱 (共同通信) - goo ニュース

　子どもがどんどん少なくなっているというのに私立大学が附属小学校を開校したということはそれなりに儲かる見込みがあるからだろう。

　初年度納入金額が１２０万円から１５０万円で、給食はプリンスホテルが作り、制服やカバンは有名ブランドのモノを採用するらしい。トヨタのレクサスと同様に高級志向をアピールし上流階級のマーケットを狙う戦略か。何かの記事で「子どもへの教育は相続税がかからない相続だから惜しくない。」というコメントが書いてあった。勝ち組の子もまた勝ち組になる仕組みが出来上がろうとしているのかもしれない。

　かたや公立学校は就学援助受給率が全国平均で１５％を超え、給食費の未納に悩まされ、１円でも保護者負担を少なくしようとしているというのに。
　教育基本法が根本から変えられようとしてるが、現状はすでに平等などではない。生まれたときからスタートラインが違っていて、その差は個人の努力では一生縮まらない社会になろうとしている。