takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

震災3日目

2011-03-13 21:46:35 | 日記
 今日は子どもたちの学校の井戸が涸れたという連絡をご近所の保護者からもらって行ってきた。学校は新しいのだけれど水源は古い校舎の時のままで、2メートルくらい浅井戸3本だけというのはあまりにもお粗末な状況に驚いた。トイレが水洗になったのだから新たにボーリングくらいするのが水道を引いていない市の責任ではないのだろうか。

 そして保護者が井戸に入って砂をかき出すことまでしなければならないのかという思いもあったし、ちょっと砂をかき出したくらいで水が出てくるとは思えなかったので、ご近所のYさんと、おそらくYさんに呼ばれてやってきたSさんには悪かったけれど帰って来た。もっと言えば学校がお願いしたわけでも望んだわけでもないのに近所のYさんが余計なお世話をしているだけなのかもしれない。オレの思考では非常事態なのだから水が出なければ休校にすればいいし、どうしても水がほしいなら市が専門業者に依頼すべきだと思うのだ。

 帰って来たのには訳があって、実は今後の学校の対応について協議するために招集がかかっていたのだ。とりあえず15日までは休校する事になっていたが、その後学校の安全が担保されていない状況で子どもを入れる事ができるかということや、家庭訪問の必要性が協議された。すぐに結論は出なかったけれど、教職員自身が断水や停電などで被災しており、家庭の安定がない状況では仕事どころではない事や、ガソリンの供給がストップしている状況ではいつまで通勤できるかも分からない事を発言した。
 状況はどうあれ、子どもたちの心のケアのためにも歩いてでも家庭訪問すべきだろうから、出勤できるうちに実施すべきではないだろうか。

 幸いな事に断裂していた水道管の修理が完了して水道が復旧した。これでライフラインは確保できたのだが、最大の問題は耐震基準を満たしていない建物なのだ。どういうわけか天井裏からブロックが落下してきて、覗いたらもう1個ぶら下がっておりかなり危険である。そしてその状況が他にもあるのではないかという危惧が拭えいない事。そしてそれは全ての天井をはがしてみないと分からないだろう。


 家庭の事では井戸の濁りは少なくなってきたので、電気が止まらなければ大きな問題はない。しかし高速道路が止まり流通がストップしているので食料やガソリンが枯渇したらどうしようという不安がある。1週間分くらいの備蓄はあるがそれ以上になると米くらいしかなくなってしまう。海苔の備蓄もあるので1ヶ月くらいはおにぎりだけで生活できるから贅沢は言わないけれど、ガソリンがなくなったら田舎は身動きできなくなるのでこれだけはなんとかしてほしい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3号機もかよ | トップ | 震災4日目 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿