精一杯生きよう

　同級生の父上が他界され葬儀に参列してきた。高校時代の同級生で最近はご無沙汰しているが、よくバイク乗りに行く友で父上にも自宅に遊びに行った時に何度かお会いしたことがあり、無口だがやさしく何度か夕飯をよばれた記憶がある。６５歳だったとのことで、ウチの親父とそう変わらない年齢で本人もご家族もさぞ心残りだったろう。

　オレのような若輩が人生を語ることなどおこがましいが、人生はいつ終わるか分からないから一日一日を精一杯生きるのだろう。そして残された者は亡くなった人の分まで一生懸命生きなければならない。自分が明日死ぬなんて考えられないけれど、誰かの死に向き合うといつもこんなことを考えてしまう。明日からまた出し惜しみせず精一杯生きたいと心を新たにする。

　喪主を務めた同級生とは２年ぶりくらいに会ったのだが、ちょっと見ない間に貫禄がついたように感じた。そしてしっかりと喪主をつとめて、あいさつをする姿を見てオレは全然成長してねぇなと反省した。少しだけ会話ができたので落ち着いたらまたバイク乗りに行く約束をした。そしてオレだけ大型二輪免許を持ってなくて置いてかれているんだけれど、オレはまだまだ中免でいいしカネと時間に余裕ができたらまたヨンヒャクにでも乗り換えようかと思う。CB400SBが無難だけれどGSR400もいいなと考えている。

　帰りにはし軒に寄ってゴマタンメンを食ってきた。ニンニクをスプーン３杯とラー油をかけておいしくいただいた。