田植えと雨上がりの庭

　ウチの田んぼの土壌を調べたわけではないけれど、概ねこのあたりの放射性セシウムは5,000ベクレル以下で、約１割が作物に吸収されるらしいが基準値の500ベクレル以下になるという理屈で作付けが許可されているようである。これでできた米が食えないレベルだったら東電に安全な米を配給してもらうしかねぇな。

　それはともかく、今年も実家の田植えを手伝った。何しろ米をもらっている手前何もしないわけにはいかねぇからな。といってもオレにできる事は苗を運ぶ事くらいなんだけれども。９時頃から作業をはじめて、２枚目の田んぼに行ったところで雨がぱらついて来た。天気予報で雨になる事は分かっていたのにカッパを持って行ってなかったからパンツまでびしょ濡れになっちまった。帽子をかぶっていたけど頭も濡れた。すでにかなり少ないけれど、もっとハゲたら東電に補償してもらうか。

　そんなわけで今日の農作業は午前中で終わり。子どもの頃からそうなんだけど、雨が降ると家族が山から帰って来て家でのんびり風呂に入ったりして過ごしていたから、子どもたちだけでいるより楽しくて安心できたので、今も雨の午後はけっこう好きだったりする。
　それと土曜日の午後もけっこう好きだった。今となっては土曜日も仕事をするなんて考えられないが、子どもの頃は半日で学校が終わることがなんだかすごく儲かった気がして嬉しくて帰って来て飯を食うなり遊びに出かけていた気がする。もっとも今の子どもたちだって午前中はスポ少や習い事で忙しく、午後は友達の家に遊びに行っているから昔とそうは変わらないか。

　夕方になって雨が上がり庭の写真を撮ってみた。


ジューンベリーの葉にたまった水玉


小手毬もたくさん花をつけた。


クレマチスも良い感じ。つぼみがたくさんついているからたくさん花を付けるな。


これは何の蝶だろう。