「事故ではなく事件か?」というコピーに惹かれて買ってしまいました。著者が元客室乗務員ということで同僚先輩たちを事故で失った、いわば当事者の弔いの一冊です。事故当時オレは小学6年生で圧力隔壁の修理ミスで520人が亡くなったということくらいしか記憶になかった。その後ビデオでで「クライマーズハイ」や「沈まぬ太陽」を見たり8月になるとテレビで特番が組まれるのでそのくらいの知識しかなかった。
陰謀説だとかなんだとかって色々な批判もあるようだけれど、説明のつかない不可解な出来事がたくさんあって遺族や元同僚や関係者の中には納得できない思いが渦巻いていることは事実だろう。そして当時の政治状況や中曽根が総理だったことなどを考えるとさもありなんと思える部分がたくさんある。
その後繰り返される事故や、日産・スバル・JRも不祥事の根底には、人を大事にせず人件費をコストと考える労務管理は技術の劣化につながっていると思う。人と技術をないがしろにしていると、また大きな事故を起こすのではないだろうか。御巣鷹の尾根に飲み込まれた520人の命を忘れず、尊い犠牲を絶対に無駄にしないという誓いを持ち続けなければならないとあらためて思った。そして一度は御巣鷹の尾根に立ってみたい。
陰謀説だとかなんだとかって色々な批判もあるようだけれど、説明のつかない不可解な出来事がたくさんあって遺族や元同僚や関係者の中には納得できない思いが渦巻いていることは事実だろう。そして当時の政治状況や中曽根が総理だったことなどを考えるとさもありなんと思える部分がたくさんある。
その後繰り返される事故や、日産・スバル・JRも不祥事の根底には、人を大事にせず人件費をコストと考える労務管理は技術の劣化につながっていると思う。人と技術をないがしろにしていると、また大きな事故を起こすのではないだろうか。御巣鷹の尾根に飲み込まれた520人の命を忘れず、尊い犠牲を絶対に無駄にしないという誓いを持ち続けなければならないとあらためて思った。そして一度は御巣鷹の尾根に立ってみたい。
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