takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

離任式

2012-03-30 22:51:51 | 学校事務
 職場が変わることになり、まだまだたくさん仕事を残したまま離任式になってしまった。子ども達には、子どもたちの夢が育つ楽しい学校にするために「こんなものが欲しい、ここがこうなったらいい。」という要望を先生に伝えてほしいという内容の話をしようと考えていたが、時間がなかったので「もっと遊んだり、話を聞いたりすれば良かったと後悔している」という思いを話した。忙しいことを言い訳にしてきた自分を反省している。

 あっという間の7年間だったが充実した30代を過ごすことができた。この学校で働けるという誇りや野望を胸に赴任して後半は態度もでかくなり、横柄なことや無礼なことを同僚に対して言ってしまったことを反省している。7年間「お金の心配をさせない学校」をメインテーマに取り組んできた。あまり大上段から押し付けるようなことはしなかったし、言葉で伝えることをしてこなかったから、どれほど教職員の合意を作ることができたかはわからないが、自分としてはやれることを自分なりのアプローチで取り組んできたつもりだ。そして自分が子育ての時期と重なったせいか、すごく子どもたちを愛しく思えた学校だった。親や子どものことを勝手に決めつけて悪く言わないと心に決めたのもこの学校に来てからだ。

 先生たちへのあいさつでは「子どもからお金を集めることに謙虚であってほしい。」ということを話した。あたり前のように集めているお金はあたり前ではないという思いはこれまでも伝えてきたつもりだが、ちょっと格好つけてしゃべっちまった。

 格好つけついでにもう一つ言わせてもらえれば、教育委員会に行く時にオレはかわいい400人の子ども達と、ワガママな30人の先生たちの代表なんだという思いで教育委員会事務局職員と向き合って来たつもりだ。県の行政職員に対しても同様だ。つまりそこが学校にいることの強みだろうし、その自負がなければ行政系列のつまらない慣例に巻き取られてしまうと考えている。オレにできることはタカが知れているがこの思いは持ち続けたいと考えている。

 充実した7年間をありがとうございました。
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