ツバメちゃんとモミジちゃんは、
台風猛接近のある日、
どうせ進路がズレると信じ込んでいた。
それは、
自分たちの高卒後の進路がズレたから、
台風もズレるという、
全く根拠が四次元的にズレた発想やった。
二人はおしゃれして、
暴風雨の中を遊びに行ったが、
どこもかしこも閉店してたので、
仕方なく、
帰ることにした。
二人とも、
暴風雨のせいで、
DAISOの化粧品で厚化粧した顔が、
濡れ広がって、
イビツなメイクとなった。
そこに、
暴風雨に濡れながら駆け足してきた大学生のにいちゃんから、
「今度、木下来るんだろ⁉️俺、行くから！」言うて、
走り去られた。
二人は激怒して、
「あの悪童が😡俺らは木下大サーカスのピエロ🤡やねぇわ‼️」とガナった！
モミジちゃんの家に上がらせてもらったツバメちゃんは、
買ったばかりのハイヒール👠が濡れてしまった😭と泣き言。
モミジちゃんに、
「電子レンジで乾くかしら？」と問うたが、
せせら笑い対応された。
幾分風雨が弱まったので、
ベランダにハイヒールを置かせてもらった。
が、
そこに、
凄まじい吹き返しが起こり、
ツバメちゃんのハイヒール👠が、
飛ばされてしまった😧
この突風的な吹き返しの中、
モミジちゃん宅のベランダ前にある家で、
６０代のオヤジがあくびしてたところに、
ツバメちゃんの片方のハイヒール👠が、
窓を突き破って入って来た！
それはそのまま、
オヤジの口に、
めり込んでしまった。
オヤジは必死にハイヒールを取り出そうとしても、
ハマり込みすぎて取れない😖
オヤジは、
鏡🪞に向かって、
ハイヒール👠をしげしげと見つめ、
横に、
『ツバメちゃん』と書かれた文字から、
日頃、
ゾンビエイリアンと罵ってくる、
向かいの家のオンナを連想した。
そして、
ツバメちゃんが、
そのオンナのダチやということは、
100％に知っていた。
一方、
モミジちゃんの家では、
ハイヒール👠が飛ばされたとパニくる二人に、
インターホンの音が響いたので、
玄関開けた。
そこには、
ハイヒール👠が口にめり込んだオヤジが立っていた。
ツバメちゃんはキレて、
「お前、人のハイヒール👠にナニしよんや😡❗️」と怒鳴った！
オヤジは、
ポケットから、
『訴える！！』と書いた紙を二人に見せた。
二人は土下座🙇♀️🙇♀️
「お許しください‼️」と叫んだ！
オヤジは白眼剥いて、
ポケットから、
『これを取れ！！』と書いた紙を別に出した。
ツバメちゃんとモミジちゃんも、
両親に知れたら、
お叱りという名の落雷いただくから、
これを取り出すことに賛成した。
ツバメちゃんが、
ハイヒール👠を引っ張ると、
そのままオヤジの顔も引っ張られた。
オヤジは、
「アナナナ-----」言うて、
涙をこぼした🥲
同時に、
血の混じったよだれが垂れた。
モミジちゃんが、
石けん持ってきて、
オヤジの口元に塗り、
改めて、
ツバメちゃんがハイヒール👠を引っ張ったが、
オヤジの顔も引っ張られて、
「アナナナ-----」と泣いた。
結局、
モミジちゃんの両親が帰宅して、
救急搬送となったが、
後々の責任問題で、
吹き返しの時に、
ハイヒール👠をベランダに置くのが悪いのか？
吹き返しの時に、
あくびするのが悪いのか？
が、
問われることとなった。
当然、
ハイヒール👠をベランダに置く方が悪いのは、
明白やった！