
(画像はイメージで本記事とは関係ありません)
仏教大学の研修で、
とある寺の実地体験に赴いた、
求道(くどう)が、
導師としてあてがわれたパワハラ僧侶の於道(おどう)との体験談の数々は、
過去多くの、
当ブログ記事で紹介された。
今回も、
異様にして悲しき求道(くどう)の仏教実地体験が、
週末最後を飾る記事として紹介する。
ある寒い日🥶、
寺の住職から、
求道(くどう)に、
山の禅堂で、
体験研修という名の修行をするように命が下った。
同僚坊主達は、
ヒソヒソと、
「山の寂しいてっぺんの禅堂の怪僧のところに行くみたいですよ。心理的トラウマになるでしょうね」と、
あちこちで呟く。
この呟きに不安になった求道(くどう)は住職に、
「私は禅堂への道を知りません」と言った。
住職は困り、
「誰か求道(くどう)と一緒に禅堂に行ってもらえたらいいんじゃが」
と言った。
同僚坊主達が無言で首を横に振ってる時に、
元気に満ち溢れた声が響いた。
「私が行きます!!」、と。
声の主は於道(おどう)やった。
求道(くどう)は、
地獄に落ちる前の死者の気持ちを強く認識した。
翌日、
吹雪の中、
於道(おどう)と求道(くどう)は、
経文を唱えながらひたすら山登りをした。
登って3時間ほどで、
禅堂に到着した。
高い山の禅堂の他に、
建物が無いことは明らかやった。
於道(おどう)が、
禅堂の門の前で、
「仏様はこの於道(おどう)を禅堂へとお導きになりました!」と大声で言った。
すると、
禅堂の中から、
「お前は誰や?」という声が響いた。
於道(おどう)は、
「色即是空(しきそくぜくう)空即是色(くうそくぜしき)」と拝み、
禅堂に向かって、
「c897p77jf 私はロボットではありません!!」と叫んだ!
すると、
禅堂の門が開き、
「お入りください」と言う声が聞こえたので、
於道(おどう)が入って行った。
求道(くどう)も一礼して、
門をくぐろうとしたところ、
門が閉められた。
求道(くどう)は驚いて、
「お開けくださりませ❗️」と叫んだ!
再び禅堂から、
「お前は誰や?」という声が響いた。
求道(くどう)も、
「色即是空(しきそくぜくう)空即是色(くうそくぜしき)」と拝み、
「c225t11if 私はロボットではありません!!」と叫んだ!
すると禅堂の中から、
「テキトーに言うでないわ❗️」と怒鳴り声浴びて、
再び、
「お前は誰や?」と問われた。
求道(くどう)は、
必死に、
テキトーに返答するも、
門が開くことは無かった。
夕闇に包まれ、
寒さが凍みる中、
求道(くどう)が、
歯をガチガチ言わせてると、
マクドナルドバーガー🍔の匂いが漂って来た。
求道(くどう)は禅堂に向かって、
「於道(おどう)殿!僧侶たるもの、肉類を食されることは禁忌(きんき)にてござりますぞ!!」と叫んだ!
すると門が開いて、
於道(おどう)が錫杖持って現れ、
「豆腐バーガーでござりましょうが!!」と叫んで、
錫杖で求道(くどう)の頭を叩いた!
求道(くどう)は頭を押さえ、
激痛に転げ回った!
於道(おどう)が中に入り、
再び門は閉じられた。
そして禅堂から、
「拙僧を禁忌(きんき)坊主だと罵りおって!拙僧はこう見えても尼寺ではKinKi Kids系僧侶だと言われとんや!!」という、
於道(おどう)の怒鳴り声が響いた。
夜中になった。
歯をガチガチ🥶言わせながら、
テキトーに返答するも、
門は開かない。
それで求道(くどう)はやぶれかぶれになり、
「私が誰かとか愚問です!今になって言わせてもらいますよ!私がここに来た意味なんか無いんでしょう⁉️」と叫んだ!
すると門が開いた。
正解やったとの理由で------
寒さに震える求道(くどう)は庵室へと通された。
そこで、
禅堂の怪僧の姿が、
優しそうな笑みを浮かべる老僧であることがわかった。
そして、
「気の毒なことに、相当心が熱くなっておられる。先ずは食べて気持ちを冷やしなさい」と言い、
横にいる於道(おどう)に、
「於道(おどう)殿。食事を差し上げなさい」と声を掛けた。
於道(おどう)は一礼して場を離れ、
求道(くどう)の食事を持って来た。
献立は、
冷やしトロロソバ、
もろきゅう、
オレンジシャーベットの三品やった。
求道(くどう)は凍死すると驚愕したが、
禅堂の怪僧は、
「これで心も冷えることやろう」と言い、
於道(おどう)と経文唱え始めた。
フツーなら高熱出る状況下にありながら、
求道(くどう)は、
風邪引くことなく、
この冷たい食事を済ませ、
経文を唱えた。
この時の求道(くどう)の心は、
灼熱地獄に等しい炎に包まれていたからやったかもしれんけど、
翌朝は、
於道(おどう)とともに、
無事に下山したという。