オノウコが中学生の頃の出来事。
一日課外授業があるというので、
ママウコはオノウコの小さな弁当箱に、
かっぱえびせんを8個と、
干し飯を数量入れて蓋をした。
そして、
変色した箸🥢を乗っけて、
風呂敷で包んで、
オノウコに手渡した。
オノウコはママウコに、
「無理して手作りしなくても、うなぎの蒲焼き弁当とか売ってんのよ」と言うと、
ママウコはお玉でオノウコの頭を叩いた!
オノウコの中学校の一日課外授業の目的は、
美術の授業で、
橋の絵を描くために、
郊外の大きな橋へと赴く為やった。
生徒たちはみんな水彩画セットを持参してきたんやけど、
オノウコは、
赤クレヨン一個🖍️だけしか持ってこなかった。
オノウコ一家の財政状況をよく知ってる美術教師のユウガは、
オノウコの赤クレヨン一個🖍️を黙認した。
ユウガが一日かけて橋を描けと言うと、
生徒たちは、
水彩画セットを持って、
橋周辺に散った。
しばらくして、
オノウコが「描いたわ」と言って、
ユウガのところに来た。
ユウガはオノウコから絵の描かれた画用紙を手にして、
あ然とした😳
それは橋の絵やなく箸🥢の絵やった。
オノウコは、
「お弁当箱に付いてたのよ」と自慢げに語った。
ユウガは、
「あんたね。ナンでわざわざ交通機関使って遠くの橋まで来て箸🥢の絵描くとか思いつく訳😤⁉️意味のなさん発想をしなさんな!」と厳しく言った。
するとそこに、
カッチン留めだらけの頭をした東京DQNッパ娘が来て、
「出来上がりました」と言って、
ユウガに絵を渡した。
ユウガは東京DQNッパ娘の絵を見て、
「これ橋の絵じゃなくて、2年3組の橋くんの絵だよね。よく描けてはいるんだけど」と言うと、
東京DQNッパ娘は顔を赤らめて、
「橋くんのことをあたしのステディだと思ってのことよ」と答えた。
ユウガはキレて😠
「誰が片想いの男の絵を描けっちゅうた🤬⁉️陸地を繋ぐ橋の絵を描け!」と怒鳴った!
オノウコと東京DQNッパ娘は、
時間が差し迫っていたので仕方なく、
橋の端を大きく描くことで、
制限時間に間に合わせた。
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