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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

もう一つのオオカミへの誤解

2016年11月25日 | 日記

  今借りている貸し農園の近くにいるノラちゃん。チャップリン髭を生やしているみたいです。

 

私たちは、子どもの頃、「赤ずきんちゃん」や「3匹の子ぶた」などの絵本に親しみ、

オオカミの恐ろしさを子ども心にしみこませました。

オオカミは人を襲って食べてしまうと「三つ子の魂百までも」という刷り込みが行われていたのです。

これは全くの作り話で、事実はまるで違います。

オオカミは、異常に人を恐れ、人の気配がすると逃げてしまいます。

鼻がきくオオカミは人の匂いがするところには近寄らないのです。

今でも東ヨーロッパ、カナダ、アラスカなど人が住んでいるところにオオカミがいますが、

人が襲われて食べられたなどという話はいまだかってないのです。

私たちはオオカミは怖いという絵本によって刷り込まれ、かってに思い続けているだけなのです。

オオカミと仲良くなった動物学者のすべてがオオカミの優しさ、賢さを絶賛しています。

日本の動物学者もシカが増えすぎるのは、天敵のオオカミがいないからだと説き、

日本にもオオカミを自然に放した方が良いとまで言う人までいます。

もう、私たちは小さい頃に刷り込まれた「オオカミは怖い」という考えから脱皮しないといけないですね。