平成20年、栃木県日光市の輪王寺・三佛堂・本堂など国指定の重要文化財の解体修理中の部材にオオナガシンクイムシの被害が確認され、平成21年には霊廟二天門において、クロトサカシバンムシとチビキノコシンクイムシが確認された。2010年に日光の木造建造物約70棟に補虫テープ(ハエ取り紙)を用いた、大規模な昆虫調査を実施した。
その結果、上記の他にも数種類のシバンムシが新たに発見された。広域調査の結果を分析すると、これらのシバンムシは日光の歴史建造物を取り巻く屋外環境に生息していることが、推測された。今回の大改修では建造物の被害の大きな部位は除去交換する方針で進んでいるらしい。(イカリ消毒株式会社提供)
日光東照宮は2015年に家康公400年祭に向けて大修理中です。たまさか当社のパートさんが紅葉を見に行った時に東照宮に寄ったら、大改修の主旨と被害内容など書いた案内が掲示してあったという。23年9月の当社のホームページ「キクイムシの話」も、これ等の記事から抜粋した物です。多摩の近郊の古刹の歴史建造物にも被害が出ている。目に見える場所に2ミリ程度の穴が多くあいていれば疑う必要がある。
多摩のお寺のシバンムシの被害と内部空洞の写真:
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