「蠢動―しゅんどう」
武士道を縦軸に、走る、斬るを横軸におく、待望の本格時代劇を見に有楽町スバル座に行く。武士としての正義と人間としての正義が対立する緊迫感に圧倒されるような、時代劇を
新たな作品として、鑑賞できないかとの不満があり、自ら撮影しようと決意した監督。

撮影に気持を入れていくために、撮影スタッフをプロのベテランを起用し、細部にまで注意を行き届かせた。その一端が音.「絹擦れの音や紙の燃える音,橋を渡る足音など、ちょっとした音が雄弁にかたっている。と胸を張る。
色調も黒目にして、モノトーンに近い世界を付くりだした。せりふも音楽も最小限と賭している。後半の雪原での撮影は緊迫ある場面が続く、登場人物たちが必死で走り、斬りあう。理不尽なものに向かい合う男の姿が美しく浮かび上がる。
今の映画づくりの風潮に逆らっての製作しました。自分が見たいと思っていた映画に仕上がりました」と三上康雄監督は自身をこめて語っている。久しぶりの「蝉しぐれ」「たそがれ清兵衛」などと比較しても負けない作品に出来上がっていた。
【自分の観たい時代劇がない。だから、自分で作る】という信念で自ら脚本を書き、監督いたしました。映画館も一昔前の映画館―ここ迄演出?したのか、楽しませていただきました。是非に新たな感覚の「時代劇」を製作して下さい。応援致します。
〒192-0355 東京都八王子市堀之内 2-6-1
東京多摩地区の害虫駆除 専門店
ダスキン ターミニックス 八王子東店
http://www5.ocn.ne.jp/~tcb/
TEL 042-675-0101