絶好調超!!

嵐・大野智さんとにゃんこをこよなく愛するワタシの日々のあれこれ

GANTZ PERFECT ANSWER

2011-05-05 14:57:38 | 嵐・ドラマ、映画
「(ターゲットが)星人だったらいくらでも殺せるのに」

多恵を守ろうとする玄野に卒業生ガンツメンバーが言った言葉。

「自分にとってはその人のセリフがパーフェクトアンサーだった」
‘誰の’とは言わないけど、ニノが雑誌で言っていた。

それぞれにそれぞれのパーフェクトアンサーがあるのだとしたら、最初に挙げたセリフが私にとってはパーフェクトアンサーへの鍵だった。

なんのために戦うのか?

ニセ加藤やニセ西から何度となく問われた。

「愛する人を大事なものを守るため」

そのためには星人を殺すことも厭わない。人間じゃない、星人だから。

でも、それって見方を変えれば、生きていたい、‘自分の’大切な人を生き返らせたいって欲だよね?

それを悪いとは言えない。自分だって、きっと同じ道を選ぶと思う。

でも、立場を変えてみれば、星人たちは今まで人間に紛れてひっそり暮らしていたのに、イキナリ襲撃された。
家族を、仲間を理不尽に殺されたら、復讐に走るのは当然のこと。

さらなる戦いは、より一層の悲しみと憎しみを呼び起こし、果てることのない戦いへと続いていく。

でも、だからって仲良く握手して「もう戦いはやめましょう」なんて簡単に収束できるわけもなく。

そういうこと、わかってるから、だから、ああいう答えを玄野は選んだんだよね。

でも。

それでも、切なすぎるよ。

誰も何も覚えていない。

なにもなかったように、平凡な毎日を幸せとも気づかずに生きていく。

そういうのずっとひとりで見守っていくんだよ。
すべての記憶とみんなのしあわせと、いろんなものたったひとりで背負って、ずっとひとりぼっちでガンツ玉の中で生きていくんだよ。

切なすぎるじゃないか。

…でも、それが玄野の出した答えなんだよね。
戦うことの無意味さを知り、どうしたら、みんながしあわせになれるのか、
考えて考えて出した答えがあれなんだよね。

だったら、私たちは見守るしかないよね。

どうか、みんなの心にほんの少しでも玄野の意志が、玄野が守ろうとしたものが残っていますように。

もう一度手にできた普通のしあわせを、その命を大切に生きていけますように。

どうか、みんながしあわせでありますように。



***追記***

映画観終わってすぐの、気持ちはまだガンツワールドの中に残したままの時に一気に書き上げた文章だから、相当アツいですね。アツすぎてこっ恥ずかしいですね。

でも、これが映画を見てのリアルな感情だったんだなぁ。
そういう生々しい勢いを感じます。自分的にはですが。

細かいところも、いろいろ心に残る場面はあったんだけど
そういうのは、またの機会に。

2度3度と見るうちに感じ方が変わってくるのかな?
それもまた楽しみだな。