絶好調超!!

嵐・大野智さんとにゃんこをこよなく愛するワタシの日々のあれこれ

感想文 森見登美彦さん

2011-01-11 20:02:28 | 本・まんが・アニメ
森見登美彦さんの「きつねのはなし」を今読み終わりました。

ひとりきりの家の中でブルブル震えているのは、寒さのせいだけでしょうか?
とにかく、こわくてこわくて、なにかしていないと、思考の隙間からひたひたとなにか怖ろしいものが入り混んできてしまいそうです。

森見さんを勧めてくれた長男も「『きつねのはなし』はちょっとね…」と言っていました。読み終えて、あまりに怖くて長男にメールしたら、「琵琶湖は遠いから大丈夫」と返事がきました。それでも、やっぱり、身体がブルブル震えて、PCの立ち上がりが遅いだけでかなりビビってしまいました。


森見さんを読み始めたのは長男との京都行きが決まった頃でした。
長男は「これ読んでみる?」と言って、「有頂天家族」を貸してくれました。
まさに‘痛快’といったストーリー展開と、余韻を残すような終わり方がとても気に入って、家にある森見さんの本を順に読んでいくことにしました。

  ・有頂天家族
  ・走れメロス
  ・夜は短し歩けよ乙女
  ・四畳半神話大全
  ・太陽の塔

順番が滅茶苦茶ですね。
このあたりまで読んで勝手に‘森見節’とか言って、「ええじゃないか」なんて騒いで、はしゃいでいた私でしたが…。

裏表紙に書いてある紹介文を読んで「短編集か~」などと軽んじていた私は大バカ野郎でした。四編のうちの最初の話を読んだ後、どうしようもない居心地の悪さを感じ、全部読んだらこの気持ちが晴れるのではないか、と思いながら読み進めて、さらにさらに重苦しいものを溜め込み、最後の最後でどうにも逃れられない怖ろしい視線にからめ取られてしまったようです。

最後までいったら、全部種明かしがされて、「こういうことだったのか~」と思えるだろうなんて、甘かった。だいたい「余韻を残すような終わり方」に魅かれたんじゃないか。‘余韻’には、先々への明るい展開もあれば、どうにも救い難い黒い塊というものだってあるんだから。

あぁ~~!!

わかってたはずなのに。

こんなにもがっちりとつかまってしまって、ブルブル震えてるなんて!

恐るべし~、森見登美彦!!

ちょっと落ち着いてきたので、一応、言っておきたいのですが、よくよくあるような、伏線バラまきまくってちゃんと回収できてない、物語がきちんと収束できていないような(例をあげてしまうと、角が立ってしまいますので、ここは個人個人で思い当たってください)そういう物語とは全く違うんです。
種明かしをしないことで、この物語の怖さが読者にとって‘本当の怖さ’になってしまう、と言ったら伝わるでしょうか?だって、本当のことにはちゃんとした答えがあるとは限らないでしょ。うまく言えないんだけれど、すぐ隣にそういう世界が広がっていることをそれこそ毛穴から感じてしまうというか…。
後ろを振り向くと、そこに襖があって、その先の暗がりの中から水音が聞こえるような気がして、生臭い匂いがしてくるような気さえしてしまうんです。


「有頂天家族」とか「夜は短し歩けよ乙女」とか、どれに関してもいろいろ語りたいことはたくさんあるのですが、今、ざわざわと泡立ったままのこの頭では、まともな感想が述べられそうにありません。また日を改めて感想をあげたいと思います。(表題は「感動文 きつねのはなし」に直すべきでしょうか?)

他の作品とはまるで異なる雰囲気の「きつねのはなし」
その違いっぷりに森見登美彦さんの底知れない力を感じ、まだ文庫化されていない分は単行本で買うべきか、図書館で借りるべきかちょっと迷う私でした。

ちなみに、この後は森見さんの京大仲間でもある万城目学さんの「ホルモ―六景」が控えています♪

やった~~!!

2011-01-07 18:41:37 | スポーツ
初夢が当たったよ~~

今日、抽選だった世界フィギュアのチケット、当たりました

27日分、26日分…と順にメールが届いていて、
「落選」「落選」だったのが、最後、5通目にして「当選」の文字が
ペアのショート、男子のショートの日です。
おぉ~ナマで橋選手、小塚選手、織田選手の滑りが見れるんですね

仕事的には一番難しいかな~って日なので、ペアの演技は途中からになってしまうかもしれないけれど、がんばって、できるだけ早くあがれるようにしよう
でも…別料金にはなるけど、公式練習も見られるんだよね?
仕事休んで朝から見てたいなぁ。

他にはどんな選手が出るんだろう?
楽しみだなぁ

3月も終わりだけどやっぱり、リンクサイドは寒いのかな?
どのくらい装備していけばいいのかな?
初めてのことで、全然わからないです

2010年を振り返って

2011-01-04 22:08:40 | 嵐・うた
2010年を振り返ってみると…。

嵐のみなさん、なんと6枚もシングルCDを出してるんですね。
(怪物くん入れたら、7枚だよ!)
c/wも合わせると、15曲もありました。
それって、アルバム1枚できちゃうよね。
すごいなぁ。

3月3日に出たTroublemakerから順に、それにまつわる思い出など、
振り返ってみたいと思います。


Troublemaker

 翔くん主演の「特上カバチ!」の主題歌でしたが、
 私にとっては娘の受験期の重苦しい気持ちを思い出す曲です。
 ちゃんと聞くと、すっごいポジティヴな曲ですよね。
 今からいいイメージに変えていこう!

揺らせ、今を
 これはもう、オリンピックソング。
 なかでも、モーグルのイメージです。
 サビのところがエアでふわっと飛んでる感じ。

もう一歩
 これ、大好き!!
 私にとっては「Carry on」系かな?
 落ち込んでるときにグッときちゃう曲。

MONSTER
 かっこよすぎる~~。
 歌もダンスも智くん、ステキすぎ。
 DVD、智カメラが欲しい!

スパイラル
 DVDばっかり見てると気がつかないんだけど、
 何気に名曲。ホントにかっこいい!
 大阪の嵐友さんがカラオケで歌ってたのを思い出します。

ユカイツーカイ怪物くん
 こういう歌を歌うと智くんの素直で伸びやかな声の
 ステキさを再認識しますね。
 コンサートに行けなかった私にとって、紅白で見られたのが
 すごいうれしかったです。

To be free
 CMで聴いたのと、フルで聴いたのでは印象が違った曲。 
 聴けば聴くほど、大好きになっていきました。
 ‘Mステ’で歌ったとき、あんまりかっこよくて、
 気がついたら、涙が出てた。
 全然踊らなくても、こんなに聴かせてくれるんだって感動。

Lφve Rainbow
 松潤主演の月9の主題歌。
 夏の水しぶきが似合うようなさわやかなラブソング。
 やっぱ、ドラマのイメージが強いかな。

over
 このあたりからあんまりCDで聴けてないんです。
 忙しかった…というよりは、国立・ドーム全敗ショックって
 ヤツでしたかね~。

Dear Snow
 これは、もう‘大奥’ですね。
 髷を結ったニノのキリっとした美しい顔を思い出します。
 ここから‘フリーター、家を買う’に続いて、
 我が家でのニノ株はMAX更新しっぱなしでした。
 
タイムカプセル
 最近になって、ようやく聴いてます。
 いい歌ですよね。がんばろうって気持ちを思い出させてくれます。

果てない空
 まさに‘フリーター、家を買う’
 まさに、ニノ!って曲。
 歌もいいし、ドラマもいいし、火曜日が楽しみでしたね。

STORY/maboroshi/あの日のメリークリスマス
 3曲もc/wがあるなんて、贅沢ですよね。
 1年の終わりのクリスマスプレゼントですね。
 そう言えば、クリスマス曲ってあんまりない?


お正月休みに、この15曲を1枚のCDに入れました。
年は変わったけど、目覚ましCDにして、しっかり聴こう♪
2011年は、どのくらい新しい歌が聴けるんだろう?
楽しみですね。 


おめでとう!!早稲田大学!

2011-01-03 14:48:24 | スポーツ
第87回箱根駅伝、早稲田大学が優勝しました。
出雲、全日本に続く学生駅伝三冠達成です。
チームの力の素晴らしさを見せてもらいました。
おめでとう、そして、お疲れさまでした。

すごいのは、大会新記録で優勝したけれど、区間賞を取ったのは
1区だけということ。主力メンバーも欠いての箱根で優勝できた
のはひとりひとりが「勝つんだ」という強い気持ちを持って、
走り続けられた結果ですね。

おととし、去年といいところにいたのに、勝てなかった。
東洋大に抜かれてしまって、勝てなかったことの悔しさを
絶対に晴らすんだ、負けたままで終わってはいけないんだ、
見ていて、そんな気迫をひしひしと感じました。

アンカーを走ったキャプテンの中島くん。
途中、振り返ったのは、不安からなのか。
顔をしかめて苦しそうな表情のまま、ペースを上げ続けて、
20秒まで縮まった東洋大との差をキープし続けた。
あんなに苦しい中、なにを思って走るんだろう。
いろんなことが渦巻くのか、ただただ無心に走るのか。
限界の中で心を支えてくれるものは、仲間や家族への想いや
今まで積み重ねてきた苦しい練習なんだろうな。
最後の角を曲がったところで、あんなに苦しそうだった表情が
晴れやかなたくましい笑顔になって、力強く腕を振り上げてた。
すごい、ほんとうにすごいな。
ゴールで待ってる仲間が歌う校歌が聞こえてたのかな。

22秒差でゴールした東洋大、山本くん。
タスキを受け取ったときは40秒あった差をどんどん縮めて、
このまま追いつけるのかなと思ったんだけど、やっぱり、
相手も必死だもの、そんな簡単には縮まらないよね。
8,9,10区全部区間1位なのに、勝てないって・・・。
ゴールで待つ仲間を映すカメラは、あまりにもはっきり
明暗を映しだしていて、仕方ないのかもしれないけど、
そんなに映さなくたって…って思っちゃったよ。

ゴールで印象的だったのは中央大の塩谷くん。
拓殖大とずっと6,7位で走っていたけれど、かなりフラフラに見えた。
このまま離されちゃうんじゃないかな、と思っていたら、
1キロ手前あたりでスパートかけ出して、引き離していった。
すっごいフラフラなのに、ガシガシ走っていって。
どんな思いであんなに限界まで身体を動かせるんだろう。

シード権争いも熾烈でした。
10区途中から、9位から13位がだんご状態になり、
そこに8位の城西大も吸収されて、青山学院大、帝京大、國學院大、
山梨学院大、日体大の6校がひとつに。
そこから、城西大、國學院大、日体大が抜けたと思ったら、
青学が喰らいついてきて、4校争いに。
國學院が頭一つ抜けて、最後の数メートル…と思ったら、
右手に曲がっていってしまい、あわてて戻ってくるも、4番手に。
それでも、必死で追い抜いて、ギリギリ10位。
11位の城西大とは2秒差。ほんっと、ギリギリでした。
10区唯一の1年生アンカー、寺田くん。
ギリギリでシードが守れて、本当によかったです。
出場5回目で初シード獲得。すごいぞ、國學院大!!

ゴールはどの学校のどの選手もみんな感動的でした。
うれし泣き、悔し泣き、いろんな涙がありました。
19位でゴールした上武大の地下くん、走ってきたコースを
振り返り、深々とお辞儀をする姿が素晴らしかったです。
4年生、最後の大会、たくさんの想いを込めての礼。

仲間のために、次につなげるために、身体の限界を超えた
ところで走り続ける姿が、たくさんの感動をくれます。
勝つことで得られるもの、負けることで得られるもの、
走り切るということが何物にも代えがたい大切なものを
きっと与えてくれるはずです。
今はまだわからないかもしれないけど、生きていくうえで
大きな心の支えに、人生の宝物になるはずです。
うれし涙も悔し涙も全部明日の自分の糧になるはずです。

いろんな想いを抱えた選手のみなさん、お疲れさまでした。
素晴らしい走りをありがとう。
「こんな素晴らしい選手に出会えて幸せです」
と、早稲田大の渡辺監督が言っていました。
本当にその通りです。どうもありがとう!!
大きな拍手を送ります!!

初夢

2011-01-02 11:01:43 | 日々の徒然
一富士、二鷹、三なすび。

縁起がいいと言われている初夢、見たことないです。

初夢って、二日の朝に見るもの…なんですよね?
その日見なかったら、ダメなのかな?

実は、元旦の朝というか、昼近くに見た夢が
すごくいい夢だったんですけど、それを初夢と
認定するのはいけないのかしら?
もう、年は明けていたんだもの、いいよね?

学校の教室みたいな部屋で、部活の打ち上げの
ようなことをやってるんです。
「カンパ~イ♪」なんて感じでね。
いったい何部なんでしょう?
橋大輔選手がいたんだけど、フィギュア部…ではない!

なんか、ワヤワヤしてて楽しい夢でした。
これって、世界フィギュアのチケットが当たるって
ことだったりして!?だったらいいなぁ。

とりあえず、この夢を初夢としましょう!
橋選手が出てくるこの夢がチケット取れるよって言う
お知らせなのか、世界選手権で日本人選手、大活躍っていう
予知夢なのか、どっちも大歓迎です!!

どうか、今年もいい一年でありますように。